革命的に変化している

ある人に宛ててコメントしたことだが、このごろ富に感じている素直な心境なのでメモる。 いまハンディな電子機器が発達し、デジタル書籍などが取りざたたれている。こういうことから派生する変化は想像を超える。取り出したいときに取り出したい情報を瞬時に…

対面・文字・ツイッター

なんとなんと、3月に入ってしまった。最終書き込みは1月ではないか。いったい何してたんだ、と自分に問う。言い訳:1)2月に入ったとたん体調が悪い日が続いた。(活字、画面を見ることがつらい)2)iphonに変えた。(ややこしい設定&使いこなし方) 3…

120%の感受性

『ライ麦畑でつかまえて』の作者サリンジャーの訃報。91歳だそうだ。名前も作品もあまりに有名だが、私自身はよくわかっていないというのが正直なところ。『ライ麦〜』は1951年の作品だそうだ。60年も前の作だということに、驚く。 この作品の評価は分か…

ネットメディアと地上波

新年以来世の中喧しい。だが、大手メディアとネットなど新しく小規模なメディアとの空気はずいぶん乖離しているように思う。方向も温度も違う別物のようでさえある。マスメディアの見解と私の周りの人々との見解も乖離している。で、感じていた違和感の一つ…

対抗馬なるか、ツイッター

ある筋の、“ある空気”の創生にやっきなのか…このところのマスメディア狭窄報道にはうんざり。特に地上波。(今朝のニュースではY新聞によるとだが、しかも電話調査。辞任すべきが70%って!?・・・私の周りでは聞いたことないけど・・・) 藤原新也氏もお…

蕎麦好き

連休は早朝から常陸の国へ。定番の納豆定食。安い。用件はすぐ終わったので、陶器の街笠間まで足をのばす。去年、益子の陶器市に行ったときはあいにく体調が悪くて、膨大な陶器の陳列もほとんど見ることができず、帰ってきてしまった。今度はゆっくり見るこ…

細胞の精神性

今年は初っ端からボケてしまった。ボディーワークの日程を間違ってしまったのだ。思い込みで、違う講師の週に行き、始まるまで気づかなかったとは…(いつまでも来ない友人を心配さえしていたのだからあきれる)。 が、結果的にラッキーであった。 内容は重な…

わかっちゃいるけど・・・

グループで、日本の古典を読んでみようとはじめたのはもう4、5年は経ったと思う。といっても、決して古典に明るくなったのでも、読みこなせるようになったわけでもない。時々に講師を囲んでみんなで読み合い、それぞれの生活に重ねながら語ったりしている…

成長する民

このところマスメディアの情報が余分な情報(結果煽ったり、偏ったり)を乗っけすぎている感があり、まったく興味が持てないでいたのだが・・・ 知人たちと集まって話す機会があり、話を聞いていると、そういう傾向にまったくはまっておらず、独自の判断と観…

wholeとして捉える

辻信一×上野圭一著『スローメディスン』大月書店 辻氏はスローライフを、上野氏は自然治癒力をそれぞれに広めた人たちだ。対談に行き購入した。すっごく軽い本(物理的に)。そのうえソフトカバーで、持ち歩きにはしごく都合がいいのだった。中身も軽いと言…

映画2題

朝から映画三昧! いつもそうなのだが、レンタルしていては気がつけば返却日! という恒例のパターンというわけなのだ。 観たのは「バグダッドカフェ」&「大人は判ってくれない」 どれも名作で、いまさらの作品なんだけれど・・・ 以前利用していたところに…

歴史を歴史物語にする危険

今年の夏、終戦記念特集で放映した重厚な番組の反響、まとめのような番組をNスペでやっていた。折りしも真珠湾攻撃12月8日前夜であった。ゲストは、同年代という半藤一利・澤地久枝氏と団塊世代の海軍史研究者・戸高一成氏。生きながらえた海軍トップが…

組織疲労

誘われて山崎豊子原作の「沈まぬ太陽」を観た。連れ合いは本に挫折していて、映画で済まそうというわけである。3時間22分という大長編。なんと途中休憩が入る。昔はよくフィルムの交換で休憩が入ったものだが・・・。 観終わって、こころは穏やかならずで…

馴染む街

仕事までにだいぶ時間がある どこかで本を読もうと新宿で降りて なんとなく東口にむかった 若きころ利用したのはほとんどが東口 通勤に利用していたのは南口 いまは西口勤務の人と会うことが多く、西口 どちらにしても馴染んできた街だ 人ごみに添っていたら…

訃報

PCを立ち上げ、開いたニュースのトップページに、動物行動学者の日高敏隆氏が亡くなったという報。まったく予想していなかったニュースにショックを受ける。 最初彼の名前を聞いたのはずいぶん前になる。当時の知人に縁のある人がいて、よく名前があがってい…

そもそもの日本では

その世界にはまったく興味を持たず、問いも持ってこなかったのだが、語り合う仲間との中で、それが話題になった。西洋との労働に対する考え方の違い。旧来日本では労働と休息(公と私)を区別してこなかったのではないだろうか。だから近代化した現代でも労…

小説の力

寒くなった。ちょっとした用件があるのだが…急に外出が億劫になる。 どうせなら友人の用件も済ませてしまおうと、すこし足をのばすことにした。 電車で何分もない所だが、その何分の間、本を読めるのがうれしい。買い物をしていたら、仕事を終えた友人から電…

誘発された興味

TVでたまたま観た「リーマン予想」に関する番組。 数学者リーマンの立てた予想は150年たっても未だに解答を得られていない。世界最大の難問といわれるそうだ。といっても私はまったくの数学音痴でなんのことやらわからないのだが、番組は興味深く観た。 …

引き出せない記憶

本を読んでいると「ああ、ああいうときのあの気持ち。こういう表現できたのか」と言い得て妙な表現に感心することが多々ある。それを忘れないように、なにかに書き留めておこうと思うのだ。 それで、そういう本なり、印刷物を一時的に机の上に出しておくわけ…

迷惑なクセ

(マズイ・・・) 今日は早出なのに、朝PCをONすると同時に、いまの私にジャストなモードのCDをかけてしまった。ら、やめられないのだ。。。 ながら族ではない私は、音楽と読書は基本的には並立できない。聞き入ってしまう。そのため文字の方の集中がうすれ…

移り途中

昔「一週間のご無沙汰です」というキャッチフレーズのアナウンサーがいたが、 日付をみると、こちらは「3ヶ月のご無沙汰です」になる。(なんてこった・・) すっかり秋、否、秋を通り越している。その間加齢もした今夜はまあるい月がキレイだった キリリと…

「BIG ISSUE」と「精神」

路上生活者の写真を撮り続けている高松英昭氏と、ホームレスの仕事・自立支援誌『BIG ISSUEビッグイシュー』のスタッフ佐藤さんを囲んでのトーク会がunaスペースであった。今週23日まで彼の写真展の関連イベント。 会には、販売者の方、販売を卒業された方、…

観察映画

土曜日のある会で、7人中3人がすでに観ていて、これからという人が1人という高視聴率?をマークした映画がある。計算すれば43%に近い。すごい数字じゃないですか!? 題名は「精神」という。想田和弘監督のドキュメンタリー映画。前作はやはり話題にな…

平気

古典の会で今年読んでいるのは貝原益軒『養生訓』。具体的で生活に添った細かな記述がされている。読んでいていつも気がつくのだ。小さなときに親から言われていたたしなみとか振る舞いはココからだったのかと・・。昔の人々のしつけの教科書的な存在になっ…

こころをとどめない

「こころをとどめない」とノートに走り書きしてある。 気になった言葉や文を忘れないようにと、メモしておくのだが、このごろはその詳細も心もとなくなっている。この言葉も、あの方だったか、その後に会ったあの方だったか・・・ どなたの言葉だったのか、…

気になったニュース

旅先で見たTVニュース。とっても興味深く、帰ってきて調べたら、このような記事があった。 世界で活躍するデザイナーの三宅一生さん(71)が、14日付の米ニューヨーク・タイムズ紙に寄稿し、これまで多くを語ってこなかった自らの原爆体験に触れながら…

大きなNOと小さいいくつかのYES

ふと深夜にyou tube から 次々サーフィンというより時代へダイビング もぐりにもぐり、 なつかしいというか、もはやはずかしくさえあるものも・・・さらに 「まぼろしの翼とともに」などの直球から 「どうしてこんなに悲しいんだろう」とか・・ たくろー節の…

速すぎた人々

見かけると、ふらりと立ち寄ってしまう古本屋。 部屋には未読本が溢れ、いつも「もう買うまいぞ」と思って入るのだが、ついつい一冊二冊と小脇に抱えてしまう。このごろはもっぱらブックオフ。今回も何冊かをレジまで。池田晶子、河合隼雄、中島梓・・・気が…

矍鑠とした姿

チャンネルを回すと鶴見和子さんの映像が流れていた。2001年「こころの時代」のアーカイブだった。脳出血で倒れられ、左半身麻痺となった彼女は、介護を受けながら独りで暮らしていらした。右手と言語の障害がなかったことで、文字を書くことができ、頭…

がん化の意味するもの

福岡さんと川上弘美さんが対談されている『新潮 6月号』から知人が引用している。 ガン細胞というのは古くから知られていますが、一旦は肝臓の細胞に、あるいは脳や皮膚の細胞になったのに、ある時、自分自身を忘れて逆戻りして無個性になって、無目的に増…