2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

さわさわと重ねられる人生

昨日から片づけものをしている。書物・資料類が溜まりに溜まり、読みたいときに手にできないことが増え、不要なものの判別もできなくなっていた。ついに書棚を買い足した。家人には家具を増やすなと言われている。収納が多いと物が増えるから…。道理である。…

忠恕の学び

月一で論語を読んでいるのだが、テキストによって、区切りとか解釈が違う。解釈を読み比べ、講師のCさんの解釈を聞くことがおもしろい。孔子は遠い古の人物であり、弟子であろうと、彼の本意を汲んでいたかは保証できないわけで、まして、語り継がれて現代…

見えないものを記録する

年々外界からの刺激に対しての耐久性が弱体化している。暑さも寒さも湿度も…。痛さに対しても同様である。長年の頭痛も、いままでは嘔吐しながら薬も飲まず(効かないし)、頭を抱えうんうんと唸って通過させていた。だが、このごろは少々辛くなった。寝てい…

休みたかったんだ

起きると頭痛の気配。連日予定があり外出が続いていた。今日は久し振りにノースケジュール。一日家にいて、ためていたことをしよう!と思っていたのに…憂鬱。兆候が出た時にはもう引き止められないとわかりながらも、下肢を重点的に暖めてみる。期待虚しく、…

気がつけば秋の中

unaにて朗読の会。久し振りのHさんペア。「自分は長い文章ばかり持ち寄ったのに、こころに入ったのは短い詩だった」と言う感想がおかしい。 その後、スタッフ希望の方の面接をして、いよいよPC作業にとりかかろうと思っていたのだが、顔見知りの人が次々に…

問題の質

夜はべてるの家((http://www.tokeidai.co.jp/beterunoie/))のビデオを観る。unaスペースで恒例になっているもので、何度も観ている。音楽のように何度でも観れてしまう。なぜだろう。 映画も本もそうだが、それを観る、読む、そして感じるというのは、それ…

へびの音は魔もの

講座茂木健一郎「脳と音楽」の最終回のゲストは三枝成彰氏だった。彼は芸大で学び、現代音楽から入ったが、あるきっかけで、現代音楽を離れ、30歳から45歳まで15年ほどを、悩み続ける。ちょうどその頃に、TVに出たり、映画音楽を書いたりして、メディア…

“すぎた時間”の味

unaの調度品はほとんど新品を使っていない。もらい物とかあずかり物。買っても中古の物。そんなスペースなので、新しいものは似合わない。友人の実家で以前に使っていたイスをあげるというので、スタッフの車で取りに行くことになった。大田区の彼女の実家の…

身体の言い分を聴く

何やってんだか…青山に行くために下北で乗り換えて渋谷に向かったが、実は上原で乗り換えて行けたのに…。ボケが続くなぁ。現代思想の内田樹×三軸修正法の池上六朗氏の対談に行ったのだ。会場は満杯になったが、早く着いたのでいい席がとれた。お二人の対談本…

なんてこった!

書くのも恥かしいほど(と言いながら書いてるのだが)のドジをした。 unaミーティングの前にちょっと時間をかけて意見交換をしておく事項があり、早めに家を出る算段をしていた。の予定であったのだが、今日は足がなく、バスで行くことになる。バス停に行く…

舵は右にきられた

年に一度、市一斉の清掃日。歩いて3、4分の道路の清掃&草取り。初めての場所。各棟ごと分担があるのだが、考えたらなぜそのエリアをやるのかわからないなぁ。公園や近くの外周道路ならわかるけれど…。結構大変だった。汗一升とやぶ蚊に多量の献血。七部丈…

ライブ空間に浸る

度々書いているけれど、情報は重なるもので、またべてる関係の話である。ビデオ「ベリーオーディナリーピープル」などの監督S氏からお誘いがあって、大塚のライブハウスに行く。精神病当事者のSくんが歌を作ったりライブをやったりしているので、彼のCD…

透けた裸形

ネクタリンの翌日、今度は弟から封書が届く。頼んでおいたブルースのMDと雑誌記事。MDは三枚もあって、曲目一覧は先にメールで送ってくれていた。雑誌記事も全連載をきれいにコピーしてくれていて、丁寧な仕事に感動する。忙しいのに、手間隙かけてくれ…

味覚と記憶

台風が一段落した様子なので、新宿まで出かける。実家からネクタリンが送られてきた(台風の前に収穫されてよかった)。ネクタリンは桃の一種で、傷みが早い。産毛はなく、赤が濃く、味も酸味があり、濃厚である。さっそくSに届けた。「超まいう〜!」とい…

米国に追随?

米国では台風の被害が深刻である。私などの世代は、ルイジアナとかニューオリンズというと、なんとなく、ロマンチックで、あこがれのような印象を持っている。しかし、映像はそれを見事覆した。映しだされる人はほとんどが黒人。「ああ、南部なんだなぁ」と…

小林秀雄賞

本日は大田区の義母宅を訪問。義姉と軽く食事をしていくと、待ちかねていた義母は、買いたいものがあるので、買い物に出ると言う。こんな暑い盛りに…と言ったのだが、「平気よ」と言い、さっさと出かけ、惣菜と私たちのために巨峰を買ってきてくれる。私たち…

研究という視点

暑い。防災の日。猛暑のなか防災訓練で子どもを迎えに行ったことを思い出す。防災ズキンをかぶって校庭に並んでいた。よく熱中症にならなかったものだと思う。まだ熱中症という名前が一般的でなかったせいだろう。今日は、目黒区にある心身障害者センターの…