2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

青春の軌跡

3月20日に行った内田樹×平川克美対談。 彼らは小学校の同級生で、平川氏と中学からの同級生I氏は会場となったカフェのオーナー。70年代に翻訳会社を起業した3人である。気心知った仲間なので、トークは普段から話している感じだそうだ。とは言え、軸が…

ロクロの楽しみ

ロクロの会という朗読の会(順番に持ち寄った本をシャッフルして読んでいく)をunaスペースで行っているのだが、しばらく日程が取れずお休みをしていた。その間、何人かの方から問合せがあり、日程を取り久しぶりの会。 この頃政治本など、考える本が多かっ…

伝統芸術の継承と進化

年老いて思うように遠出ができない義母と、区の施設で毎年かかる文楽を観賞するようになって3、4年経つだろうか。誕生日月ということもあり、お祝いの意味も含めて。今年も不安ながら、なんとか行ってくることができた。 学生時代京都に住んだ義母は、三味…

人の出入りで場はできる

unaスペースを訪ねてくれたSさん。彼女は有体に言えば、ヘルパーを派遣する会社をやっている。お話をうかがうと、いわゆる高齢者や身体障害者のヘルパーというより、困っているひと、手を借りたいひとと、手を貸したい人、支援をしたいひとを繋げたいという…

道元禅師清規

unaでやっている古典を味わう会。今年は『道元禅師清規』道元禅師清規 (岩波文庫)作者: 道元,大久保道舟出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1997/03/01メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る。清規は規矩、理想を挙げたものだそうだ…

継続と力

2月は短い。今年は特にバタバタと過ぎていった。 月末に久し振りの友人とやっと会うことができた。日程をとっていたのだが、都合ができてのびのびになっていたのだ。フリースペースを主宰する彼女の場を、これも久し振りに訪れる。 生きにくさを抱えた若者…