渋滞

unaで続けている古典の会。今回から白隠禅師の「夜船閑話」。高名な禅僧という以外は全く未知の人物。で、彼の人柄や「夜船閑話」の導入をしてくれる。とても魅力溢れる人物で、惹かれる。若き日に彼自身が病んだ経験からの養生が書かれているらしく、それも…

現況

放置したまま、空家状態の当BLOG。とりあえず存在していて、よかった。日々を書き留めるというエネルギーもなかなか見いだせず、ぼんやり時を過ごしてきてしまった。何もなかった、感じなかったというわけではなく、むしろ有りすぎた。それは多種多様であり…

「来たるべき」でいい

歓談の話から想起したもの。備忘録として。辺見庸・藤原新也氏の発信は読むようにしている。(藤圭子死亡に関しての記事は、陳腐なコメントの中で唯一心に残った)辺見庸と新也氏の言葉は重さがあります。でも次の世代に伝染していないかな?北山修氏は戦争…

改めてこころに留める

9月に入ったと思っていたら、もう1/3が過ぎた。日というより、時間が経つのが早すぎる。自分の体内時計の刻み方が遅くなったのかも知れない・・・それにしても今年の夏の暑さは格別だった…。日本各地で40度を越えた日が何度もあった。小さいころの記憶に…

「選挙2」を観る

暑い!意を決して家を出る。それ以上に「観たい」という気持ちが勝っていたのだろう。初日にと思っていたが、整理券がもう夜しかないという情報。諦めた。平日だから、混んでいてもそこそこだろうと思っていたら、すでに立ち見だった。次回まで待てず、おば…

したたかに蔓延ろう

先週時間を勘違いして見逃してしまった番組がある。ゲストに阿川佐和子さんがお話を聞くという30分番組「サワコの朝」である。気がついて、急いでチャンネル合わせた時は残り時間5、6分の時点。残念無念。ゲストは生物学者の長沼毅氏。辺境の地に生きる…

記憶の劣化

電車のお供にと持ち出した本の中に寺田寅彦『柿の種』がある。一気に読むことはなく、その都度何篇かを読んできたものだ。岩波文庫大型版で、文字が大きく読みやすいうえ、ソフトカバーなので携帯しやすい。パラパラとページを繰ってみて驚いた。ほとんどに…

本棚を眺めるだけでも

しばらく長い文章を読んでない。3.11以来震災関係のものにどうしても手が伸びる。それから徐々に思想、哲学分野のものが読みたくなった。あとはエッセイぐらいか…。小説はほとんど読まなくなっている。心的な余裕がなく、手がまわらないという感覚があったの…

唐突に再開してみた

地図でいえば波形が重なった形は距離省略の意であるが、ここでは時間省略の意ということで。。 | 〜 | その間も生活は続き、2011.3.11を経験し、そして生活は続く…2013.6.29 今ここ。 S子と話していて「何かあったときに、持っていたい本は何か」の話にな…

秋深し

恐ろしく間が開いている 留守宅もあまりに長く空けていると 敷居が高くなってしまう 訪れづらく躊躇しているうちに すっかり空き家と化してしまう世に流行っているSNSやつぶやきのほうに つい足を運んでしまう・・・なぜかと問えば、やはり 「感じる」から「…

頭痛されど頭痛

夏の疲れか、季節の移行のせいか、体調不良を訴える友人が多い。その中で最近頻繁に起こる頑固な偏頭痛の訴えをしている。 ブログにはあまり書いていないが、実は少女時代からの頭痛持ちなのである。若き日は勤務中でも市販の頭痛薬飲んで復帰していたのだが…

暑さを凌ぎつつ秋を待つ

早朝からのボディワーク。今日も暑いがガンバル。暑いのでこのごろは大抵バスを利用するが、早朝時はバスはあてにならず、まごまごしていると、歩くのと変らなくなってしまう。なので、歩いた。電車に乗って汗ひかず・・・。適当にからだを動かす。速やかに…

二学期始動

9月に入った。けど、猛烈なる暑さ。 今日から幼・小・中学校は始業。 車で通ると、校庭あたりから声が。多分、防災の日で避難訓練でもあるのだろう。始業式の日は決まってその訓練があり、子どものお迎えのため、暑い中待機していたことを思い出す。9月1日…

他者の目

ツレの誕生日に子どもが顔を出す。仕事帰りで何もなかったとプリン持参。 それからいつも私に何冊かの本を持ってきてくれる(本音は自分の書籍数減少のためと推測・・)。本日はまる子ちゃんのマンガと雑誌『papyrus』と借りていった文庫本。マンガはほとん…

共存の意識

暑さのことを言ってばかり。そういえば昔、まだ冷暖房が不備な時代の話だが、ガマン大会の話題が取り上げられたものだった。長屋話にもあった気がする。 暑いと言ったら負け。しかも、火鉢やどてらを着込んで寒い寒いと言い合い、がまん強さを競い合うのだ。…

8月と青空

猛烈な暑さである。 8月は強烈な太陽の下、厳しい暑さの印象が強い。 8月に入ると6日を始めとして9日、15日と死者への慰霊が頻繁に画面に登場する。近年日航機墜落事故の12日もそれに加わった。日本の8月はお盆もあるし、死者の月だなぁと思う。 今年は1945…

抗えないもの

月に一度続けているC講師と一緒に古典を読む会。貝原益軒の『養生訓』。 今は病の項。病いは生死にかかわる大事なことだけれど、施術とか薬にむやみに頼らず、日頃の生活スタイルが大事だと説いている。今回は冒頭、医師で歌人の上田三四二氏の歌を紹介され…

ダイナミックな渦

スゴク濃密な一日であった・・・ 早朝からボディーワーク。ホリスティックな視点の帯津医師の健康観を聞いた。 「健康とは一言で言えば自由と美しさ」だと思うようになった。 つまり健康とは、身体面でいうなら「痛みからの解放」であり、 こころの面でいう…

アール・ブリュット・アート

unaスペースで時々行っているトーキングヘッズ。無名有名を問わずゲストを囲んでそれぞれがインタビュー&トークする会だ。今回は障害者施設で主にアートを中心にして活動しているK嬢。彼女は広くアール・ブリュット活動もしている。これはフランス語で、ボ…

一巡り

ボディワークのあと、デパートに寄ったら盆提灯がかざられていた。「ああそうか、関東ではお盆なのだ」と思い至る。そこからお中元に思いが至り、あわてて物色す。さらに家族の誕生日が迫っていることを思い出す。それも還暦祝いである。 昔なら赤い帽子に赤…

あれこれ観たくなった

昨日、劇作家つかこうへい氏の訃報。62歳。選挙の情報ばかりだったので、記事を目にし「えっ」とショックを受ける。癌という噂は知っていたが・・・ 早すぎる。少し前には井上ひさし氏の訃報があり、高齢だとは言えこのときにも驚いた。こまつ座の舞台を観…

ああ、書かなくっちゃ

どなたかのブログで、情報を入れているだけでは学びにならないと書かれていて、「ああ、このごろの私だ」と思った。 この間、たくさんの事件は起こり、思い、過ぎていったのだ。 記憶は相当の確立で記憶され、格納されているとは思う。それが思い出話や写真…

そろそろ五月も終わるというのに…

平川克美氏はブログにこう書いている。 ツイッターで、呟いているのがガス抜きになってブログで演説をぶつまで、何かを書くという内圧が上がらない。 振り返ってみると、私もご同様、いつ書いたままかしらん。。 意識的に、何かしらでも書いてみることにしよ…

合理的なのかどうか…

不用品の回収サービスがあり、一律3000円で回収してもらった。TVなどずっと持て余していたもの3点を出した。修理のできないもので、とても助かった。 このごろは、なにか買うときに処分できるかどうかを気にするようになった。手続きが面倒だったり、…

父親という存在

録画したままになっていた番組をようやく見ることができた。 藤原新也氏の「私が子どもだったころ」である。本人の語ることと、ドラマの再現で構成されている。 戦後の混乱期に幼年期を過ごした門司が舞台。お家は旅館を営んでいた。忙しい母親に代わり、と…

ぐるりと寄り道

三軒茶屋まで。 このところ天候が悪かったが、今日は気候がいい。用件を終えたあと、途中にある遊歩道を歩く。桜の咲きごろがちょうどいい。途中女の子が両手で、時々空から舞ってくる花びらを一心不乱に受けている。手のひらには受け止めた花びらが溢れてい…

今日この頃

朝からボディワーク。その後喫茶店で長いミーティング(まさにまんまの喫茶店)。その後誘われてラーメン(1人ではラーメンを食べないのだが。。これがすこぶる美味!) と、こんなフレーズの羅列のほうがお気軽なのね。iphoneとかTwitterとかに費やす時間が…

哀しみを足場に

車内が一番読書がはかどる私は、電車に乗るのが楽しみなのだ。だが厚いものや、大型のものは不向きである。そこで、プリントアウトなどをして持ち歩くのだが、8枚ほどになった文章を乗換駅で落してしまったようだ。乗り換えなので、ちゃんとバックに入れず…

春に日につらつらと

想いというものは誰でもあるだろう。それを実現できるかできないか・・・気持ちの強さ云々となるだろうが、その強さとは何だろうか。 何をしたいのか、なぜしたいのか、動機の強さとも言えるだろうか。その気持ちの強さとは?比較や評価するのはむずかしい。…

苦手?経営の話

一番縁遠い経営の話を聞きに行く。講師の先生を知っていたからであるが、まともに研究テーマをうかがったことはなかった。全国で570万あるといわれている中小の事業所の実態を調べている。 金融モラトリアム法ができたときに、マスメディアは「あまり役に…