2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

愛の強要

unaのスペースで、憲法のことから、いろいろ考えてみようという試み。教育基本法改正が目の前。そこで国を愛するということについて、考えあった。 北海道出身の人は、北海道人としての感覚はあるが、日本としてあまり感じはないという。本州に住む感覚と少…

りんの音に耳を澄ます

朗読ゲームの会で読んだ『石垣りん詩集』 時々手にとって読んでみたくなる詩人である。 読んでもらったのが朗読の上手な詩人君だったので、一言一言こころに入ってくる。どんな声で、どんなトーンで読まれるかで、まったく印象が違ってくるね。 読まれたのは…

うちに仏を彫る

<秋雨に 焚くやほとけの けずりくず 蘭更> unaで月一で開いている古典の会。枕に紹介された句である。 参加者に、お連れ合いを亡くされたばかりの方がいらしたので、講師は哀悼の意味を込め、『芭蕉七部集』「釈教の部」を選んでくれた。 仏像を彫っていて…

空き地と安全地帯

週末は体調不良のためダウンしていた。 伏せっていて見れなかった番組をビデオで観る。ETV特集、椎名誠氏の絵本の旅である。 お連れ合いが絵本作家ということもあり、部屋らしきスペースには絵本がたくさん広げられていた。『だるまちゃんとてんぐちゃん』『…

THE SUN

見逃したアレクサンドル・ソクーロフ監督の「太陽」。近くでやっていることがわかり、観に行った。 ロシア監督の撮った終戦前後の昭和天皇。それだけで観たいと思っていたが、日本では無理とも思っていた。それが日本上映の要望多く、日本側で買い付けたとい…

関西方面へ

忘備録: 9-30 松岡正剛「千夜千冊全集」刊行イベント。毎回濃密で時間オーバーは常である。ついチケット売り場の人の言葉を信じてしまったのは迂闊であった。unaでの企画に完全に遅刻だ。焦りながらも1114冊のテーマ分けされた千夜千冊の再編集。熱き想…