2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

雪景色のトビ館

いまは卒展の時期らしい。東京都美術館で卒展をやっているという芸大の“あぶらの君”たちから、情報をもらい、出かける。前日私的な用件で郊外まで外出し、お疲れモードだったが、今日限り、しかも午前中までと聞き、タクシーを飛ばした。(が、実は情報主が…

泉シールとトイレットブック!

久しぶりに上京した知人Iさんを囲んでの飲み。 ブックカフェオーナーであるIさんの企画した“泉シール”をもらう。泉とはあのデュシャンの作品、泉のことである。その作品(便器)にあるサイン【R.MUTT1917】がシールになっているもの。ここでシー…

トットコ兵隊

茂木脳講座。少し遅れて入った会場にはロボットの映像が映っていた。今日の最新資料はロボット研究。アシモの映像が映る。また新しいロボットの出現か。 ある面で相当新しいもののようである。未来的というか・・。しかし、人間により近づいた形態かというと…

現代アートと詩

高橋源一郎氏のブログに「荒川洋治さんの『詩とことば』の一節」として引用されていた言葉。一部を再引用 白い屋根の家が、何軒か、並んでいる。 というのは散文。詩は、それと同じ情景を書きとめるなり、『白が、いくつか』と書いたりする。そういう乱暴な…

“途中”の魅力

人と話すのが好きだ。しかし、完成された人というか、完成していると思い込んでいる人はつまらない。答えを持っているという感じがどうも。自分(の答え)を疑わないその自信はどこからくるのだろうと思う。答えなどそうやたらに転がっているものじゃない。…

あとで書きます。

昨夜帰りがけに事故に遭遇。今朝、夜に近い明け方、地震で突然眠りを断ち切られる。以来体調悪し。それらとはなんの関係もないのだけれど…

包み装う

ふと、チョコを買いに行った。今日はOFFで渡す相手のあては特にないのに。近くにあるケーキ屋で、手作りチョコのウィンドウがある店。さすが、今日は混んでいる。ウィンドウの中身も少なくなっている。「いい値段しているなぁ…」。自分も食べたいから、大…

長年の溜飲を下げる

「ニュー・シネマ・パラダイス」は好きな映画のひとつだ。トトという映画好きの少年と映画館の映写技士アルフレードというおじさんの物語。終り方がオシャレ♪トトは映写室でアルフレードからたくさんの影響と愛を受け、成長していく。昨夜チラリと見たTVで…

Ellsberg’s Paradox

先日の茂木健一郎脳講座の最新資料はneuroeconomics(神経経済学)の文献だった。そんな分野があることも知らなかったが、その中にEllsberg’s Paradoxという事例があり、興味深かった。全文英語故読解不可。従って、聞いた言葉だけでの理解範囲である。悪しか…

小理屈・屁理屈

昨日、黄色スズメバチの生態を知って、哀しい宿命を感じたと書いた。 例えば女王蜂は一年の寿命のなかで、万単位の卵を一つひとつ産み付ける。産み終われば、命を終える。オスなんてまさに一回の交尾のためにのみ生まれ、生きる。 確かにそのことを思うと、…

本能の不思議

夜中にSから電話。そのままTVを観る。黄色スズメバチの生態を紹介していた。たいしたもんだ。巨大な球形のマーブル色の巣を作る。だが、最初は女王蜂一匹からはじめるのだ。そこに秋の終りに受精した卵をひとつづつ産んでいく。誕生するのは全て働き蜂(♀…

PC依存症候群

PCと一日断縁。家人は一日格闘している。夜中、一人でPCをOFFして、線をつなぎ合わせたら、なんだかわからないけど普通につながった。なんだったのだろう・・・。PCなんてなくても困らないと思っていたが、メールもblogも書けない状態になると、な…

パソコンの調子がオカシイ。

銀座にて観劇

映画や観劇は嫌いではないが、なかなか見る機会がない。本日は銀座テアトルへ。連れが都合ができ、行けなくなったので、チケットが余ってしまったと、義姉に誘われたのだ。以前にも同様の理由で、思いがけずインドミュージカルに誘われ、堪能したことがある…

不思議な巡り合わせ

新聞に社会学者の見田宗介氏の記事。40年をかけて「人類の幸福のため」という原題を探求してきたという自身の文章だった。恥ずかしながら初めて知った。長い車中に読むための本を必ず複数持ち歩くのだが、どうしても荷が重くなる。今日はちょっと体調も悪…

売店バス

このところバスを利用している。運転席に傘が何本かかけてあって、売っているのは前に見たことがある。ところが今日は前の荷物置場のような空間に棚があり、そこに菓子が並べられていたのだ。コアラのマーチとか、パイの実とかポテトチップス。乗車時間10…

すき間だらけの雑踏

地下道や駅構内の通路を歩いていて、流れと反対方向や、反対側に行かなければならないときがある。まともに向き合うと人の波が後から後から押し寄せていて、とても行けそうにない。けれど、ちょっと斜に位置し、自分の動きを流れの速さの合わせてみると、空…

自明ルールの変換

スナック菓子のスコーンを買ってきた。家人が食べるのを見ながら、「スコーン、スコーン、スコーン」という音が頭の中で鳴った。その掛け声と手拍子でダンスをするCMを思い出した。佐藤雅彦氏の作品らしい。『毎月新聞』にいきさつが書かれている。彼はダ…

繊細だけど不確かな身体

昨夜「爪が伸びているな、そろそろ切らなくちゃ」と思った。今日、出かけようとするとき、「あ、爪」と思った。が、時間がないので、そのまま出かけた。駅に向かいながら爪の長さが快感情の限界を越えていることに気がついた。昨日はそれほどではなかったの…