包み装う

ふと、チョコを買いに行った。今日はOFFで渡す相手のあては特にないのに。近くにあるケーキ屋で、手作りチョコのウィンドウがある店。さすが、今日は混んでいる。ウィンドウの中身も少なくなっている。「いい値段しているなぁ…」。自分も食べたいから、大抵自分の分も買う。今日は三包み。家人にはひとつ。

可愛くてしっかりした赤い箱。包装の時にシールをベタベタッと貼られた。賞味期限とアレルギーのある人向けの成分表、二枚。箱からはみ出さんばかりに大きい。注意深く剥いだがダメだった。あとで使おうと思ったのに…。そのセンスにちょっと失望。

和食を食べたときに敷かれる和紙も、もらって帰る。ブックカバーに最適だからね。なんだかおばさんチックかなぁ、そういうのって。でも日本って、包装とか脇役に対してのデザインってすばらしくないですか?機能的にも完成度が高いし。そういった“作品”をたった一度、一瞬だけで捨ててしまうのはなんとももったいない。デザインされたことにたいしても。。。