2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

この偶然に意味はあるか

昼過ぎに内田樹氏の対談を聞きに行った。対談相手は釈さんというお坊さん。一応「現代霊性論」というお題だったのだが、気心が知れいている二人だったので、範囲の広い話になる。まず枕はネーミングの話。霊性を「現代」としたところがミソ。さらに「論」と…

喚起を促すツール

月一の朗読ゲーム。 読んだ文章は: ロイド・カーン『ホームワーク』/米原万理『真夜中の太陽』/三木のり平『のり平のパーッといきましょう』/Webより『イラン大統領から米国大統領への書簡』/橋本治『ぼくたちの近代史』/長新太絵本『くるぞくるぞ』/『THE …

デンマークの教育

友人Nさんが話をするというので、社会教育活動をされている清水満さん主催の会に参加した。もう一人のスピーカーは一児の母であり、日本語教師をされているというデンマーク在住の方で、興味深い話を聞いた。 デンマークは福祉の国なので、消費税は高いけれ…

対角線を引く

養老孟司氏の講演会終了後急いで新宿都庁前。麻布と新宿では街の雰囲気が違う。講師も今度は森達也氏。テイストはだいぶ違う。 テーマは最近彼がテーマにしている「メディアリテラシー」。 はじめに映画美学校の生徒のドキュメント作品を上映。新しい教科書…

文明は砂漠を作る

10日に聞いた養老孟司氏の講演会のまとめ。脳と身体は首で分かれていて、機能的には別物なのだそうだ。身体とは感覚のもので、「違い」を検知するようにできている。一方脳は分析的で「同じ」を検知するようにできている。動物は感覚を優先する生き物。危…

滞る理由

また日が空いてしまった。このところ、講演会に出席する機会が多く、まとめることがありすぎて、追いつかない状況なのである。整理されない情報が、脳内で渋滞している。早く流してあげなければ…。 と言っても、書いていないわけではない。頭を使わずにいけ…

アイヌの文化

友人からの案内で、アイヌの刺繍と絵本の語りを聞きにいった。アイヌの家系に生まれても、それを隠して生活している人が多いと聞く。作者の宇梶さんも60歳を過ぎてから急に物語を残そうと動き出したのだそうだ。その娘さんが、やはりアイヌの家系に育ち、…

「違い」の二段階

七夕ではないが、昨日久し振りのI氏と会い、ちょっと飲み。 彼とはときどきある会合や講演の場で合うが、じっくり話したことはなかった。 差し迫った用件があるわけではなかったので、取り留めのない話題は多岐に渡る。つながり続ける。気がつくと予定して…

7月4日との関係

新聞には北朝鮮がミサイルを発射したというニュース。日本というよりすぐに米国を思い出した。7月4日と言えば米国の建国記念日ではなかったか…。それを考慮してなら、スゴイネ。米国感情を逆なでするようなものだから。よくわからないなぁ。その前日、7月3日…

一言編集

27日事前ミーティング ・・・語るということから、他者と対面でき、自分と対面できる。何を知っていて、何を知っていないか。なにを好んで何を嫌っているか・・自分の今を知ることのシカケ。29日義母宅 ・・・生きる意志。一人暮らす義母のアクティブな生へ…