2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

こうとわかっていれば

新聞によると、今年は世界物理年なのだそうだ。だからなんなのかは知らない。ただアインシュタインが1905年、三つの革命的な論文を次々に発表した年から100年経つそうだ。ユダヤ人学者としてドイツを追われ、米国の研究所に招かれた彼は、ナチスの原…

薫風

このところ ああ、風ってきもちいい と感じることが多い 青葉の五月と言うが 五月は風でもあるのだと 気づく いまさら 風薫る五月 嗅覚に置き換えてみる 聴覚にたずねてみる 視覚に喩えてみる 見えないから なんとかして伝えたい

自作の映像作品

夜はunaで自作作品を上映する会の企画。8ミリとDVDの作品。映像からアニメまで様々な作風が持ち込まれた。30年前に制作したという相方M氏の作品は、なんだか作り方がなつかしい。フランスっぽいというのか、映像は全く知らない世界なので、よくわから…

からだの構造とメンテナンス

一昨日のボディワークの終りに、それぞれ自由に歩いているとき、講師のFさんが「歩くときに足を前に出そうとするのではなく、お腹の筋肉を縮めるようにイメージすると、足は自然に前に出るのです」と言われた。私は「よく歩く」ということが重要だと気づき…

もっとクレージーに!

帰宅したら家人がTVを見ていた。ん?!阿部寛じゃん。ってことは、「空中ブランコ」! 偶然昨日の日記に書いたんだけど、その時はこんなに早い放映だとは知らずに書いてた。野球延長のおかげで半分くらい見れた(こういうときは延長に感謝ダ)。番組はおも…

『空中ブランコ』

奥田英朗の小説が続けて映像化されるという。直木賞受賞作の『空中ブランコ』を読んだときに、これはドラマにしたらおもしろいと思った。というかおもしろさが映像的だと思ったのだ。しかしハチャメチャなキャラの精神科医伊良部一郎の面白さを出すのはむず…

激しい雨

グロッキー状態続く。どうもからだがダルイ。大田区の義母宅を訪問したあと、近くの友人の針灸院まで。最寄駅を降りると激しい雨。このごろにないくらいの降り方だ。前のビルまで5mくらいを走ったが、びしょぬれになった。これじゃあ傘なしでは無理だな。…

9感覚を創造する

辻信一氏(明治学院大学・文化人類学者)の講演ははじめてだが、友人が懇意にしてもらっていて、話はいろいろ聞いていた。全体にラフな感じの方。『スローイズビューティフル』を著してからビジーになったと嘆いていたけれど、本当に忙しい方のようだ。カナ…

休日らしい休日

いい天気で気持ちがいい。休日の昼前の御茶ノ水あたりをのんびり歩く。画材店LEMONとかクロサワスリッパ店とかがまだ健在でうれしい。並びのこれも古くからある喫茶店に入った。年配のマスターが同年輩の常連客らと地元チックな話をしている。カフェで…

講座で癒される

退院前の義母を見舞う。洗濯機が使えず、明日に持ち越す。談話室でお茶。スタスタと歩く様子を見ながら、大丈夫と思う。この生に対する貪欲さはどこからきているのだろうとよく思う。電車で読んできた藤原正彦氏の母堂藤原ていさんの『流れる星は生きている…

六本木の夜

昨夜は「放送禁止歌」を観たあと、会場で待ち合わせていたスタッフと六本木まで繰り出した。何年ぶり? 知人の知り合いの店が開店し、一度行こうと思いつつ、なかなか行けなかったのだ。オープン直後に行ったので、まだ客はいない。店主の関西弁、ちょうどい…

しんどいからだ

朝起きると体が象のように重い。四肢が浮腫んでいる感じでダルイ。今日は、楽しみにしていたイベントがあるのに…。そう思えども、どうにもからだが動かない。このところスケジュールがタイトだった。ついにダウン。腰湯をしたりしたが、回復せず。なんとか体…

汗一升と涙一筋

渋谷アップリンクで森達也作品のフェア。何度か行ったことがあるので、地図を持たずに出かけた。予定通りに渋谷駅。順調に歩き始めたが、どうも曲がり角を間違えたらしい。方向音痴には自信があるので、下手に動かずにM氏に電話で確認。思っていたより距離…

歩く、あるく

義母の見舞い。傷口も順調で、ホッチキス(?)が取れ、点滴もなく、スタスタと病院内を散歩するまで回復。新宿の摩天楼が見える部屋でお茶をする。ここからの景色が気に入っているらしい。消灯前にも来てみたと言っていた。用件を済ませ、日の入り間際にuna…

中年巨人の星?

unaで相方M氏と打ち合わせ&情報交換。 先日は病院から歩くはずが、時間がなくなり断念したが、M氏も再び歩きまくっている様子。彼は歩く“MYブーム”が繰り返し訪れる人のようである。万歩計をつけて歩いているのだが、パンツをたくしあげると、なんと両…

話す&聞くが自己回復の道

病院にお見舞い。驚くべき回復力。もうトイレにも行けている。問題は何も起きていない。手術の最悪のシナリオに不安を抱いたが、結果は最良のシナリオで進んでいる。メデタイ。子ども医療センターで不安を除く為に術前に精神安定の注射をしていた医師が問題…

若葉の並木道

久し振りに友人のスペースのある経堂で降りた。このごろは急行も止まるようになって便利かと思いきや、散々だった。湘南急行とやらに連絡するというので、せっかく座れたのに、途中下車せねばならない。で、乗り換えると座れず、今度はまた停車駅が特急並で…

インフォームド・コンセント

義母の手術は無事に終り、回復も順調である。翌日には歩いたそうだ。 で、その手術の前に麻酔科と外科の医師より説明があった。本人を交え、三人で伺った。この説明はいわゆるインフォームド・コンセントというものだ。資料もあり、とっても丁寧かつ詳細な説…

実現できなかった作品を見る

四方田犬彦氏がwebマガジンで親交深かった相米慎二監督について書いていた。最後にこんな言葉が目に止まった。「知っていることより、何を知らないかを知ることだ」ということはよく言われることだが、映画でも同様の視点を持って観ている人がいるんだ。 わ…

生命の活性

90を超えた義母の手術のつき添い。爽やかな風が吹き、太陽がまぶしい。きっと大丈夫だ。 ベットに行くと元気そうな表情。昨日の術前説明で不安を招いてはいないだろうか心配をしていた。「わからんことは心配したってしょうがない」という彼女の処しかたに…

生命の連携

人のからだとはなんとうまくできていることか。情報入力がなくても作動し続けるところがコンピューターとの違いだと言う人がいる。常にONの状態というよりも、もっと自発的な命の営みである。その一つひとつの膨大なる細胞が、また絶妙なるバランスを保っ…

朱を入れる効用

ある人から文章を見てくれと頼まれた。ときどきそんなことをしていたので、気軽に引き受けた。わからないところや、未整理なところを書き送った。のだが、実は意外にも苦戦をした。いままでほとんど他人の目を通したことがないという文章。間違いだけなら指…

母の日ということで…

母から荷物が届いたという電話。食品雑貨を送ったのだが、ちょうど届いた日が母の日だということで「母の日だから…」という理由付けをした。ホントは知らなかったんだけどネ。で、私は誰からももらえそうにないので、ミニカーネーションの鉢を買った。深い赤…

連休中の日常

三連休の中日。unaミーティング。事前の打ち合わせのため相方M氏に連絡をとると、いまから六本木だと言う。懇意にしている絵本作家のS氏からの急なお誘い。相談ごとがいくつかあったが、まあしかたない・・。 予定していた時間があいてしまったので、閉店…

時間泥棒

連休の谷間。金融機関はめちゃ混みだった。1年の短さと90秒の長さ。先日書いた佐世保の事件は、昨年の6月。まだ11ヶ月前のこと。1年経っていないという年月の短さに驚いたわけだが、西日本で起きた鉄道事故では1分半の遅れを取り戻す為に起きてしま…