2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

英語は世界共通語か?

いま連れ合いは南半球に行っている。癖のある英語圏で通じるのかな? この夏、茂木健一郎氏はハンガリーの学会に行ったそうだ。そこでは英語がまったく通用しない。ハンガリー語のようにまったく類推の利かない言語にあい、彼はいろいろ思う。ケンブリッジに…

命は難しい

『がんばらない』などの著者鎌田實医師のTVを観た。深夜の再放送。たまたまだが、今日で二度目。長年長野で地域医療に関わっているが、エイズやチェルノブイリなど、多方面に活躍されている方である。命の大切さをいろいろな切り口から伝えようとしている…

メメントモリ

吉田兼好の『徒然草』93段。牛の売買が成立したが、前夜牛が死んでしまった。買う予定の人は買う前で得をしたと喜び、売り手は災難だというが、売り手はそのことで死はいつも傍らにあることを知ることになり、決して損ではない。でも人々はそんな考え方を…

この急激な変化

■F家族がunaスペースにいらした。かわいいお誕生前のFちゃん。帰りにパパが抱っこ紐でおんぶした。親子で同じ方向を見ての抱っこだ。「これどうなっているの?」と聞くと、胸をあわせる方向と外を向く方向ができるようになっている抱っこ紐なのだった。靴も…

障害を障害にしない技

20日の茂木健一郎講義は「Scale Error」。テキストになった文献は一般児の2歳前後の一時期に現れるScale Error現象を捉えたというもの。日常の仕草を捉えたのは貴重なことらしい。 手のひらに乗るような人形用のイスや車、滑り台に自…

敵は自分の中にあり

この夏のすごし方を見ていて、怠惰な人間だとつくづく思う。イヤになる。(ほんと、暑いんだもの…)集中力が落ちているから本も読み込めない。で、運動音痴だが、連日の過熱報道につい、TVを見る。夜中、柔道の阿部教子選手の試合を見てしまった。準決勝、…

マザーシップ

知人以外の何人かのHPを読んでいる。著作だけで面識のない人もいるけれど、それが結構おもしろい。著作(専門)から離れた文章の方が好きだったりして…。古くからの知人島田裕巳氏から出版のお知らせと、HPの情報が届く。<宗教学者>の本はなかなか読む…

ホットコーヒーを飲みながら

うわ、涼し! からだがホッとしているのがわかる。夏バテ予防と称し、一日ズルケを決め込む。久しぶりにホットコーヒーを入れ、話し込む。 本日は8月15日、終戦記念日である。終戦直後に生まれた人も、はや59歳。戦争を知らない世代がほとんどになった。が…

みんなでビデオを観た

知人の企画でビデオ「テロリストは誰?」をunaスペースで観た。折りしもマイケル・ムーア監督の「華氏911」が上映開始。(すでに観た人がいた!)沖縄普天間米軍基地の事故。福井原発の事故。と、タイミングが良すぎる。 「テロリスト〜」の内容は米国が…

人間の領域

新宿の青山ブックセンターの閉店後には、ブックワーストが入った。初めて行ってみた。すぐの開店とあってか、レイアウトなどはそのまま。前より閑散とした感じではあった。 雑誌『風の旅人』(ユーラシア旅行社)を買った。「これは採算取れてないだろう」と…

常に、「わかったつもり」でしかない

先日“人は、誰でもかけがえのない「個」である”と同時に、誰でもない「ある人」なのだ。そういう話をCさんから聞いたと書いたが、その類の話は前々から聞いていたことだ。が、今回は少しだけ深いところで腑に落ちた、ということなのだ。それは、立つ位置が…

べてるの魅力

読売新聞の「医療ルネサンス」欄に「べてるの世界」*1が連載されていたそうで、友人がコピーを送ってくれた。連載は、初めて知った方にもわかりやすく書かれていたと思う。http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20040731sr11.htmそのビデオを仲間と観た。ず…

都会に吹く風と青い空

「徒然草」を読む会で案内役にお願いしているCさんへのインタビューに同席。日程が詰まっている中、なんとか都合をつけていただく。待ち合わせは池袋のジュンク堂。喫茶部に行くと満席。暑いせいで?誰もいないウッドデッキのテラスに座ることにした。それが…

真昼の連想

「八月に突入」と変換された。8月と打ち直そうとしたら、「八月」の文字を見たとたん、浮かんできたことがあった。そこからシナプスは次々につながり真昼の連想ゲームとなった。想起したのものは映画「八月の鯨」と「八月の濡れた砂」である。「八月の濡れ…