2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

あきれた置換ミス

電話で友人が『紛争の心理学』のアーノルド・ミンデル氏の他の作品について聞いてきた。しばらく本周辺について雑談する。話のなかで出た「ヤングアダルト……」という言葉に一瞬、脳のシナプスが右往左往する。話の筋とヤングアダルトという言語がつながらな…

どんよりとして重く、薄ら寒い

イラクの人質事件、最悪の結果。予感があたってしまった。首相の返答があまりに体温を感じさせないものだったうえ、情報がアメリカ依存だということも歴然としたし…。死体が転がっているのが日常だということでイラク全域が戦闘地域だということも証明された…

こころ沁み入る歌

徒然草を読む会。段は12段だが、参加者に詩を書いている青年がいたので、その前に「意味するもの」と「意味されるもの」とか、表層言語と深層言語など哲学的な話を枕にされる。12段は「こころ同じ人としめやかに物を語り合うのは、とてもうれしいことだけ…

児童文学のシンクロ

新聞を見てビックリ。「おおぅ」、前回に書いた神沢利子さんの顔写真が出ているではないか。すでに80歳になられていた。何十年も前に一度お顔を拝見したことがあるが、その時より若々しいくらい。小学館児童出版文化賞を受賞されたという。「少し毒気があ…

天災は忘れられないうちにやってくる?

今日は朗読遊びの会。読む物を書棚から物色。処分しようと思っていたものを手にとって、ページを開く。偶然に小千谷の町のエッセイが飛び込んでくる。今回の新潟地震の震源地。これを読もう。川本三郎氏の作品だ。古いものだが、なかなか渋くていい話だった…

なつかしき児童文学

年若い友人が児童文学の講演会に行ったことを日記に書いている。一握りの男性の他は「ほとんど業界人って感じの中高年おばさま」だったそうだ。しかも「品行方正ないい子の匂い、女性運動の匂い」がするのだそうだ。それが世界を狭くしている。息苦しいとい…

樹木葬

10月という月は自分の誕生月ということで気づきやすいのか、誕生日の人が多い。今日はM氏明日はA氏…。皇后美智子さんは古希だそうだ。早いものである。いま病院で産まないという選択が増えてきているようだが、自宅で死ぬことはいまだに難しいことだ。い…

年輪のある家

毎年小田急線のK堂で行なわれている街中アートの企画に知人が参加しているので、散策がてら見に行く。はだ寒いくらいの陽気が歩きまわるには気持ちがいい。うす暗くなってから路地を入ったところにある一軒家を見つけた。夫婦でやっている工房だ。男性は舞…

生命と美

脳とこころ講座。今期は「美しいと感じる脳」である。大いに関心のあるテーマだ。前回は欠席した。茂木健一郎氏はいつも最先端の学術資料をひとつ用意してくださる(英語)。今回は美というテーマに関係したもの。女性のいくつかの体型のパターンを水着姿の…

つながるテーマ

夕方M氏と打ち合わせ。カフェに入り、スタッフを見ながらサービスとマニュアルについて。福祉と経済などについて意見交換。「福祉」として括ってしまうと「いつまでも保護されるべきもの」となり、発展も自主性もなくなってしまう。(弱者を大事にするって…

森つながり

朝、友人から電話。東京の実家に来ているYさんは新聞に山平和彦さんがひき逃げされ亡くなったと新聞に出ていたというもの。上京していなければ目にすることはなかったであろうめぐり合わせにちょっと熱くなっていた。(彼女は紹介した本以来森ファンになっ…

ちょっとビックリだった

◆帰宅して日本GPを途中から見た。佐藤琢磨4位。超惜しい!インタビューであんな表情を見たのは初めてだ。いつものように淡々とした話し方だが、内面の悔しさが伺えるような表情。自身、十分とは言えなかったんだろう。 一方優勝したシューマッハは、日本人…

久々のリアル本屋で

地域に利用都市銀行がないので、電車にのる。いくつかの用件を済ませ、リアル本屋で『脳と仮想』<>を買う。このところ好みの作家の新刊ラッシュだ。ネットでの本購買数も増加の一途。いったい、いつ読めるのかな〜。茂木健一郎氏の本も未読了本があるし…。…

夢の記録

昨日から不調である。ウンウン唸るほどではなく、かといって出かけられるほどでもなく…。PCもTVも音楽もイヤだ。横になり、考えるでもなく目をつむる。ウトウトしては埒もないことばかり夢にみる。イチローや佐藤琢磨くんのあのすがすがしさ。常にワンランク…

たくましいぞ、琢磨

めずらしくスポーツ系のイチローについて書いたが、続いてF1レーサー佐藤琢磨について書きたい。たまたま、彼に同行取材をしたTVを見たのだ。そうか、上海の次は鈴鹿でのレースが控えているんだった。F1は亜久里以来、いま世界的に注目されているのは…

“感動”の発露

晴れて本日○○歳とあいなった。実際、すばらしく空は晴れた。涙した本のことを書こうと思ったが、イチローの笑顔がちょっとしたショックで、そのことを書くことにした。イチローファンでも、まして野球ファンではまったくない私だが、あの笑顔にはこちらもう…