あきれた置換ミス

電話で友人が『紛争の心理学』紛争の心理学―融合の炎のワーク (講談社現代新書)アーノルド・ミンデル氏の他の作品について聞いてきた。しばらく本周辺について雑談する。話のなかで出た「ヤングアダルト……」という言葉に一瞬、脳のシナプスが右往左往する。話の筋とヤングアダルトという言語がつながらない! 私はビデオや漫画のような、エッチな内容の“アダルト”を想像してしまったのだ。児童文学の理論社の作品についてなのだから、当然“中高年向け”という意味なのだ。ああ、なんたること。TV取材の戸越銀座で「『IT』って知ってます?」と聞かれて「エッチなあれでしょ」と答えたおばさんとなんら変わらないじゃない。もちろん、空白の一瞬はなかったごとくに話を続けたのだが。自分ながらあきれた勘違い。