「エコノミークラス症候群」の危険性

新潟地震では「エコノミークラス症候群」で亡くなった方が現れた。車の中という狭いところに同じ姿勢で何時間もいたために発症したという。なるほど、飛行機だけのことではないのだ。私は遠距離通勤をしている。始発からただ座っていれば着くので、それほど疲れないだろうと思うのだが、つい指定券のいる特急で帰ってしまう。途中乗り換えても、そのほうがずっと楽なのである。(そのため、交通費はバカにならない額!)

もしかしたら、それってエコノミークラス症候群につながる環境なのではないかと思い至る。急行は座れるとは言え、常にラッシュ状態で、隙間なく詰めて座る。前には立っている人が迫っている。つまり膝も肘も自由に動かすことができず、からだは抑制状態。降りるときになると、肩や首が凝り、膝がガクッときたりする。軽いエコノミークラス症候群状態かもしれない。特急の席は足は伸ばせるし、からだはある程度動かせる。きっとそれで疲れ方がグンと違うのだろう。

そう考えると、経費がかさんでもからだに楽な手段を優先すべきなのか…。クシュン。