笑える間取り

『間取りの手帖』間取りの手帖を安く手に入れた。以前、本屋で立ち読みをして、おもしろいと思ったが、値段をみてやめたものだ。数編のコラム以外、全編間取りだけが描かれている。それもへんてこな間取りばかり。よくこんなものを見つけたよなぁと思う。

なんでこんなところに空間が?なんでわざわざ斜めに壁つくるかなぁ?部屋が小さいのにベランダが100坪って、どういうこと?などなど。自らマドリストと称する作者の一言コメントもおかしい。

もともと間取りを見るのは好きなのだ。そこに住んでみてどう生活するかを仮想するのだ。それが楽しい。「ただいま」と帰ってきて、外套を物入れに入れて、リビングの扉を開けて…とか、長い廊下を利用して本棚とか置物を並べてみよう…とか。たくさん窓があるけれど、これじゃ家具が置けないなぁ…とか、とか。従って、不動産の広告は転居や購入予定がなくても必ず見る。

そういうものを描く方も好きかも。いま思い出したが、小学生のころ、平面図とか立体図などを製図するのが好きだった。