夢の記録

昨日から不調である。ウンウン唸るほどではなく、かといって出かけられるほどでもなく…。PCもTVも音楽もイヤだ。横になり、考えるでもなく目をつむる。ウトウトしては埒もないことばかり夢にみる。イチロー佐藤琢磨くんのあのすがすがしさ。常にワンランク上の目標に向けて、着実に冷静に向かう堅実な姿。あーあ、それに引き換え…と、自分に嫌気がさす。唯一、今朝の夢にはちょっと感動した。

雑誌のようなものに男女の重なり合った美しい絵?(写真のようでもある)が載っていた。私は「美しい!」と感動している。カメラアイは頭の方からである。空のような青い背景に、白い肩と腕が美しい。あまりにそれが美しいので本を覗き込むように見入った。すると肩までしか見えなかった姿が、空間が回転するようにスーッと開けていくのだ。背中から腰までの美しい曲線が見渡せるのだ。覗くたびに空間が回転する。「なるほど。すばらしい絵というものは空間が動くのだな」と私は妙に納得しているのだった。

昔から夢うつつの“とき”が好きだ。起きがけには示唆深い夢をよく見る。それを忘れないようにと、枕もとにメモを置いて書き留めていたものだ。このごろは書き留めるほどの夢を見なくなっていた。今日は久しぶりに書き留めた。