舵は右にきられた

年に一度、市一斉の清掃日。歩いて3、4分の道路の清掃&草取り。初めての場所。各棟ごと分担があるのだが、考えたらなぜそのエリアをやるのかわからないなぁ。公園や近くの外周道路ならわかるけれど…。結構大変だった。汗一升とやぶ蚊に多量の献血。七部丈のズボンが敗因だった。思いっきり刺される。その後、通常の家の周りの清掃。炎天下の2時間はしんどい。汗が引いた後も、のびたカエルのごとくにへたる。

へたる、と言えば選挙。結果は予測していた通り、というか案の定というか、自民の圧勝。今回は選挙速報番組を見なかった。どのチャンネルも食傷気味で、早々に蒲団にもぐる。この自民党の流れを遡ると、A級戦犯であったはずの岸信介首相(そこに大いなる謎がある)の流れであり、彼らを称して“へたれ保守”と宮台真司氏は呼ぶ亜細亜主義の顛末に学べ―宮台真司の反グローバライゼーション・ガイダンス。米国のへたれとも親水性が極めて高い。

流れが強くなったぶん、ゆめゆめ為政者に操舵されることのなきよう、願うばかりである。それにつけても国民一人ひとりが、確かな羅針盤を持つ必要性。