映画２題

朝から映画三昧！
いつもそうなのだが、レンタルしていては気がつけば返却日！
という恒例のパターンというわけなのだ。

観たのは「バグダッドカフェ」＆「大人は判ってくれない」
どれも名作で、いまさらの作品なんだけれど・・・

以前利用していたところには見あたらなくて・・・
本当は今回はイラン映画を探しに行ったのだけれど、
何ひとつ見当たらず、目についたものを借りたというわけ。

一言で言うと、どちらもｇｏｏｄ！
双方テイストが　全く違うのに、じわじわ・うるるとなった。

「バグダッドカフェ」は後半よりも、みんなが落ち着きが悪い場に居合わせているような、ギクシャクしている感じのあたりがイイのだった。
パーシーアドロン監督作品。主人公の女優さんはマリアンネ・ゼーゲブレヒトという名のように、ドイツ映画である。舞台はアメリカのラスベガスにつながる砂漠の中の小さなモーテル＆カフェ。カメラワークとかトーンが雰囲気を醸し出している。

一方「大人は判ってくれない」は、終わりに向かうに従い気持ちが移入されていって、これもなかなかイイのだった。ご存知フランソワ・トリュフォー監督の自伝的作品。トリュフォー少年も世界での居場所が見つけられない。哀しい映画だが、自伝として観られるので、最後の謎めいたシーンもなんだか広がる未来を暗示させてくれる。こちらも音楽、白黒のシーンがもの哀しい雰囲気を醸し出している。

「いやー、映画って本当にいいもんですねー」。

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