そもそもの日本では
その世界にはまったく興味を持たず、問いも持ってこなかったのだが、語り合う仲間との中で、それが話題になった。西洋との労働に対する考え方の違い。旧来日本では労働と休息(公と私)を区別してこなかったのではないだろうか。だから近代化した現代でも労働の捉え方があいまいで、定義を共有していない。西洋的な労働という考えにはなじんでないのではないか・・・。いまや常識となっているが、そもそも8時間労働の8時間の根拠はどこからなのか?そのテーマまたの機会にということになったのだが、改めて考えてみるとおもしろいかも・・・。(意図したわけではないが、明日はたまたま勤労感謝の日だ!)
近代化から久しい日本ではあるが、本当はなじまない、なじんでいないのではないかというものに、宗教もある気がする。ちょうど読んでいたものが宗教のテーマだったこともあり、私のなかでリンクした。読んでいたのは『エッセイ』から続けて、平野啓一郎の対談集『ディアローグ』である。おもしろい。このごろ対談とかインタビュー本が多い。対談の講演にも足を運ぶし、どうも人と人が出会ったことで創発される会話が好きなようなのだ。実生活でもある程度テーマ性のある会話に惹かれる。
宗教の話は山折哲雄氏との対談だったのだが、興味ある話が続いている。それは次回ということで・・・。
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