2008-01-01から1年間の記事一覧

寺の持つオーラ

藤原新也氏のブログはこのごろは以前より頻繁ではないのだが、更新される文章はいつもインパクトあるもので、楽しみにしている。 早々にチベットのことに触れたあと音無しの構えであったが、次の更新ではなんと四国お遍路をしている報告されていた。しかも屋…

「悪人」の意味

unaでの『歎異抄』を読む会は、有名な悪人正機の章(三)。 「善人なをもて往生をとぐ、いわんや悪人をや。しかるを世の人つねに曰く、悪人なお往生す、いかにいわんや善人をやと」。 C講師は、「善人」とは単純に善いことをする人ではなく、善いことをすれ…

視点をぼかしてみる

チベットのことを日記に書いている人が多い。 藤原新也氏もすぐに反応していた(このブログ見ている人意外に多い)。 ダライラマのお話を生で聞いた私としても中国報道には仰天している。 「それはないだろう!」。非暴力を実践するダライラマの心痛はいかば…

健康の行政診断

昨年あたりから急激に「メタボ」という言葉が多用されだした。成人病はいまは生活習慣病と言われ、特に内臓脂肪型肥満がその一因であるとされた。そこでメタボ症候群として、ウエスト85cm以上という基準を作った。それがだんだん公的な存在となり、世間的…

新機種にて

先週、PCが突然に壊れてしまった。 早速PC屋に行ったら回復は困難ということで、新しいPCを予約してきた。最悪、データは取り出せないという話だったが、新PCを起動してみたら、データはほぼ新機種のほうに移送されていた。ただし、唯一アドレス帳が消えてい…

キタヨ キマシタ・・・

to know でも to do でもなく to be であると。月に一度の古典を味わう会『歎異抄』。 C講師の話を聞くたびに、現代の問いかけと重なる。「生死の認識(知識)の前に人の生命はすでに生命は完成して存在している」。このことはとても哲学的であり、じつは周…

社会的事業

ホームレスの人たちが路上で販売している「ビックイシュー」という雑誌がある。以前から興味を持っていて、なにか企画ができないかと話していた。ちょうどそんな折り、4周年の記念パーティーの情報が飛び込んできた。 紙面でも、パーティーでも、料理を提供…

親鸞に触れる

月一回の割合でやっている「古典を味わう」会。古典音痴の私には、触れるだけであれ、とっても楽しい時間。去年は道元の「道元禅師清規」だった。食に対する構えの源のようなもので、今日を振り返るのに役立った。ただし、漢文や仏教語で、表現は難解。今年…

青空と無常

昨夜からの強い北風に雲も吹き飛び、今朝はピーカン。富士山の手前の山まで薄化粧をしている。こんな日はルンルン気分で、“alan parsons”を聞きたい心境。 ぽかぽかの窓辺に座り、めずらしく歌詞カードなんかを眺めながらくつろぐ。と、じんわりと涙が溢れて…

事実と記憶

unaスペースでの“語り合い”のなかで、印象に残ったことがある。主題からそれたわき道での議論だったのだが、妙に気になって・・。 ある人が「戦争を体験した親などの話を聞くと、終戦の日の印象を“青空だった”と言う人が多いけれど、その日の東京の空は雲っ…

脳内に残るあの感覚

16日に体調不良のままSと会食。その前にバーゲンなどを覗いたものだから、帰ってそのまま寝込むことに。年初から体調は快適な出だったが、やはりそう甘くはなかった。以来不調が続く。本日の脳講座はお休みし、鍼灸施術を受けることにする。 寝ながら、い…

防備録として

7日: 仕事がらみの初詣。お札をいただき、初ミーティング&大掃除。おみくじはちょっと低迷。気を引き締めていこう! 10日: 初めてのボディワーク&新年初おしゃべり。やはり健康観・医療観の話に。 12日: かたづけ仕事。不用品をなんとか再利用でき…

故郷

3日、まだ暗いうちに起き、車中の人となる。何年ぶりかの実家行きである。今年は連れ合いが正月休みに在宅しているので、久しぶりの帰郷を計画。流石にまだ道路に車は少ない。スムーズに走り、昼前には到着。積雪や凍結を心配したが、空は晴天であり道路の…

二日目

去年入院してから独り暮らしを諦めた老義母と義兄夫妻が訪ねてきた。都内からちょっと距離があるので、とても来られないと当初は言っていた義母だが、疲れも見せず、驚異の復活をとげていた。むしろ義姉のほうが体調不安定で、別の部屋で休む始末。いつも義…

2008・1・1

謹賀新年 2008年がスタートした。平和で健康な年でありますように。 大晦日は一日おせちの準備。毎年作らないようにと思いながら、何日分かとなると結局おせちメニューの類いになる。洗って、皮をむき、きざむ作業をひたすら繰り返す。なんとか終了。ふ…