寺の持つオーラ

藤原新也氏のブログはこのごろは以前より頻繁ではないのだが、更新される文章はいつもインパクトあるもので、楽しみにしている。
早々にチベットのことに触れたあと音無しの構えであったが、次の更新ではなんと四国お遍路をしている報告されていた。しかも屋根つきの50CC原付バイクなんだそうで・・その苦労を書いていたのだが、60歳をとうに越えての道程は相当過酷であろうと想像する。藤原氏はハレーを乗り回している方のようで、今回ピザ屋のようなバイクでのお遍路をきわめて「かっこ悪い」旅と表されていたのだが、28日の更新ではめでたく全走破された由。大きく写真も添えられている。
http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php

それを見ると、なるほどピザ屋のバイクそっくりだが、愛車?と一緒に写る藤原氏の姿のなんとかっこいいこと!今回は一気に88ヶ所を、寺のみに焦点をあてて巡ったそうで、寺にはオーラがあるものとすっかり消失しているものがあったそうだ。その違いの顕著さは驚くほどだったそうだ。出入りが多い少ないではない。藤原氏はもし世界遺産にでもなったら、オーラを放つ寺は皆無になるだろうと予言するが、わかる気がする。
そして満願寺ではチベットの人々のために祈ったとある。なんか、かっこいいです、新也さん。