脳内に残るあの感覚

16日に体調不良のままSと会食。その前にバーゲンなどを覗いたものだから、帰ってそのまま寝込むことに。年初から体調は快適な出だったが、やはりそう甘くはなかった。以来不調が続く。本日の脳講座はお休みし、鍼灸施術を受けることにする。
寝ながら、いろいろなことを思う。みんなが書きはじめたということなど・・・そのなかの一つを文字にしてみた。どうもあの脳内の感覚というか、触感を表すのはむずかしい。


あわただしい人の流れのなかに
てぶくろが落ちておりました

落されたばかりなのでしょうか
黒い皮のそれは落とし主の手の形を
そのままに模しておりました

行き交う人の足下で仰向けになって
何かをつかもうとしているような
あるいは何かを追いかけているような
何か語りかけたげな仕草で

そそくさと通りすぎた私でしたが
脳裏に黒い指型の残像が消えずにおります