改めてのビートルズ

帰路、空には三日月が美しく輝いていた。

ミスター・ム〜ンライト♪ ジョンのあの出だしが脳内に鳴り響く。
昨夜聞いたアコギ1本でのビートルズナンバーは圧巻だった。演者はセンチメンタルシティロマンスの告井延隆氏。ギターは1本、指は10本しかないというのに・・・音が厚い。歌なしでビートルズの演奏が再現される。

何回目かの催しで、常連さんらしい方からリクエストの声があがる。出るわ出るわ、マニアックな選曲ばかり。それにすべて応えているのには感動。何でも告井アレンジで弾けてしまう。

でも彼はこんなことを言っていた。「弾けても無理な体制だとレパートリーとして継続できないので 日々より合理的な弾き方に挑んでいる」のだと。なるほどねぇ。予定していたメニューを弾く暇がないほど、きりなくリクエストが続く。難曲に頭をかかえながら、それに応えるのがなんとも楽しそうである。

ビートルズの洗礼を受けた世代だが、久々のビートルズメロディだった。改めて、どれもこれもステキな曲と感慨にひたる。私的には初期のものが好みだが、いまやすべてが名曲の領域である。

1962-1966 (Red)

1962-1966 (Red)