留守中のできごと

ボーディーワークの朝、目覚めると、横隔膜あたりが痛む。なんとなく頭痛も誘発されそうな気配。案の定、不調は進展した。前日に鍼灸を受けた反応か・・?強風低気圧の影響・・?

胃の痛みはむかつきに変化してきた。口の中になにも入れたくない。従って頭痛薬も飲むことができない。今日のワークを諦めたのはいいのだが、事態はどんどん進み、胃のむかつきが一向に改善しない。

持病の頭痛はいろいろなタイプを経験し、かなり耐性ができているのだが、胃だけはいたって丈夫、いままで困ったことがない。頭痛薬を飲むために何かを胃に入れたいときにも、パンと牛乳でなんとか押し込むことはできていた。

だが、今回はなぜか頭痛よりむかつきがつらい。腹痛も下痢も起こらないので、食べすぎとか食あたりではなさそうだ。ともかく胃を縦にしておくことができない。寝てばかりいると、頭が重くなるのでずっと枕に頭をつけていることは避けたいのだが、横になっているしかなかった。

そうこうするうちにいよいよ嘔吐感は強くなり、嘔吐反応がでてきた。が、胃はカラである。吐くものがない。でも嘔吐反応は消えず、水分を吐き、ついに胃液までを吐いてしまう。これには参った。

たまたま家人は留守である。夜になってもまったく食欲がでない。私としたことが、はじめての経験。気弱になり、救急車をとも思ったが、考えてみるとやることがあり、かえってめんどくさい(まだ余裕があったということか・・)。結局寝るしかなかった。抗がん剤服用の人たちは毎日こんな状態なんだろうと想像しつつ、快方の見通しのある自分をありがたいと思っていた。

週末に子どもがたずねて来たのだが、それまでの間、都合2日間、断食したことになった。すっかり回復した頃帰宅した家人にとっては、不調の顛末を話しても、目の前でおいしく食べ、しゃべりまくる姿には、まったく説得力に欠けているようだった。

ひそかに期待していた体型さえもまったくの変化なしで・・・w はて、あれはなんだったのだろう。

頭痛肩こり樋口一葉

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