不在のいい訳

季節はすっかり秋になっている。ずいぶんとココも留守にしてしまい、ぺんぺん草が生えていそうである。季節も動いたし、ぼちぼちいくとしよう・・・


この夏は予報どおりの猛暑で、とんと参った。
思考がすすまない。PCの長文が読めない。キーボードに向えても長文が書けない。・・というような状態。義理のあるものだけを優先的に、なんとかやり過ごしていた。これも暑さのせいと思っていたが、どうにもしんどくなり、ついに検査に行った(私としては画期的)。すると、心配していた器官には異常がなく、予想外の器官に機能低下が見られるという。

さっそく症状を調べてみて驚いた。あるある、心あたりばかりではないか。それも症状は支離滅裂。これでは何科に行っていいかわからないはず。つまり内分泌系なのであった。不思議なもので、器官の一部の障害とわかった時点で、病気事態になんの変わりもないはずが、「ほっ」としている。「そうか、なまけぐせではなかったんだ」と、なんだか承認(誰にだ?!)されたような安堵。病名のないしんどさと、病名のついたしんどさとは病名のついたしんどさのほうがほっとするというのもおかしな話だが・・・

ということで、ある処方を受けている。西洋医学が苦手な私は、代替医療系を選んだ。だから一発で改善するというものではない。改善されたらめっけもの、気長にいこうやという心境である。

涼しくなったせいか、処方の効果か、なにやら復調のきざし。ありがたいことである。

人はなぜ治るのか―現代医学と代替医学にみる治癒と健康のメカニズム

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