人生秋半ば

10月は衣更えだが、いまは意識せず過ごしてしまう。街中でも服装の変化に気づけない。目立つのは赤い羽根募金である。昨日は珍しいことに親子三人で飲食して遅くなったのだが、今日はツレの実家に二人で行く。乗換駅、最寄り駅で募金の声。「ああ、10月になったんだ」とそれで知る。募金で季節を知る、、というのもなんだかなぁ。

銀座の展覧会に行きたいと言っていた義母だが二三日前から体調が低下しているらしく、中止となった。こちらは少しホッとしている。気持ちが身体より先行気味の義母だから、心配なところがある。で、代わりに自宅訪問となった。義姉も加わってにぎやか。各産地から送られてきた巨峰やマスカット、ピオーネなどぶどう三昧であった。来訪時はすこし顔色が悪かった義母だが、食べたり飲んだりしているうちに顔色がよくなってきた。つくづく気持ちの問題なのだ。

そのまま赴任先に行くツレと東京駅まで。先週帰国し、来週また海外出張の彼とゆっくり話をしたのはひさしぶり。世代論や暮らし方の話題がだんだん増えてきた。お騒がせ世代の我々だが、今後、どんな暮らし方を模索していくことだろう。明日は我が年齢の更新日である。今後の展開を楽しみにしていよう。