誠実な旨さ

昨日と明日イベントがあり、今日はミーティングと、ちょっとハード。でも休店日なので、いつもより早く始め、早く終わる(あたりまえだけど)。最近のんべぇのスタッフが増え、自前のメニューを振舞ってくれることがある。もちろん自分も飲みたいわけで…今日はボンベイサファイヤがスッと出てきた。ふふふ。

いつもはそそくさと帰るが、今日はM氏と食事をする時間ができた。30年も夫婦でやっているという小料理屋。名物?の冷し汁をまずさらさらとお腹に入れる。鯨の竜田揚げ、塩らっきょ、鯵寿司など。それがいずれも旨い! 押し寿司も作りたてなのだ。アルコール付きで、なんと私が出したのは野口英世一枚ぽっきり!安すぎです。25年レストランやっているM氏とはもちろん顔なじみ。帰りにご主人が彼を見つけ、丁寧にお礼の言葉を言われる。感謝のきもちが伝わってくる。いえいえこちらこそ、美味しいものをありがとうと言いたい気持ちになる。長く続けてきたという実績は、そんなところにあるのだろう。
それぞれの「何でもない日常」が現実の世界を作っている、改めてそんな気がした。