他者と心が通じたとき、人はうれしい

世の中は黄金週間だそうですが、連休とは無関係の生活であります。
先日の茂木脳講座について記録してないので、思い出すことをちょっと書いておこうと思う。毎回実験データーが興味深いのだが、今回もなかなかおもしろかった。autistic自閉症児について。ノーマル・ダウン症自閉症児に、おもちゃを隠す遊びの実験をした。おもちゃを部屋のどこかに隠してもらい、外に出て待ってもらう。部屋に残っていたもう一人の子どもが、そこから別のところへ隠しなおす。そして外で待っていた子を再び中に入れ、子どもに聞く。「いまおもちゃはどこにあると思う?」、「前はどこにあった?」。その回答には自閉症児も有効な回答ができるのだが、「○○ちゃんはどこに隠したと思う?」という質問は、理解不能、わからないらしいというものである。そこだけ他の児童に比べ、回答率が極めて低いのだ。他者、つまり不確実性のものが苦手ということであり、遊びで言えば「pretend playごっこ遊びができない」のだそうだ。

これもおもしろかった。例えば人が泣いていたりすると「もらい泣き」という行為が起きることがあるが、それは思いやりというようなこころの情動ではなく、行動主義ではないかという説があるそうだ。チンパンジーなどもそのような行動をすることがあるとか。ソオナンデスカ。いろいろな行為を思い出してみる。ソウカモシレナイ。