おバカな脳

年度末。振込みなどをする。夜ボーっとしているうちに、会議で上京しているツレが帰宅してしまった。ボーっとしたまま、小腹を満たすべく惣菜を何品か用意する。夜はでんぷん抜きをしているというツレのメニューはツマミ系になった。自分だけワインを飲むことにする。その根性がいけなかったか。一口飲む。ケッケッ、ゲホッ、ゲホッ。な、なんだぁ〜こりゃ!

ツレが「あなたビネガー飲んでるんじゃないの?」と醒めた声でのたまった。なんと、ワインの小ビンのはずが、バルサミコ酢だったのだ!!それから、むせるは、いがらっぽいは、地獄の思い。

悔しいのは、間違えやすいからとわざわざ確認して、それが間違えだったことである。ワインは赤が好きだ。しかし普段は飲まないし、子どもも飲まないので、ワインのミニュチュアサイズを用意している。それがバルサミコ酢のビンによく似ている。「間違えやすいから注意しないと…、あ、いけない、こっちだった」と選びなおした方が、間違えだったのだ。悲惨。どうなっているんだ、自分の脳!

小学校の地理のテストを思い出した。結構得意だったのだが、どうしても間違えてしまうところがあった。四国の徳島県香川県の位置である。一度間違えたものだから、「ココだと思っていて、前に間違えたんだから…よし、こっちだ」と思考し、回答すると、間違うのだった。今回の思考パターンも、それに似ている。「またその回路にはまった」。おバカな私の脳よ。それは脳の志向性というものなのか?どうだろう? とにかくひどい目にあった(継続中)。