1970・3・5

3月5日に帰ってTVをつけたら、忌野清志郎が出ていた。清志郎ラッキー!つい最近も出ていたし…力入ってるなぁ。と思ったらデビュー35周年なのだそうだ。35年前、つまり1970年のその日にデビューしたということで、番組のゲストに出ていた。相変わらずのサイケな衣装がいまだによく似合う。なつかしいメンバーとのセッションもあり、堪能した。「カバーズ」にある原発反対のメッセージソング(サマータイム・ブルース,同級生の三浦友和がB.vocal)が発禁になり、それに対して作った曲をチャボとデュエット。絶品であった。

このような歌をなぜ自分は歌うのかと思っていたところ、母親の死で母とのつながりを感じたという話は印象的。お母様が亡くなったときに、生前に書いていた俳句や若き日の日記などをおばさんから見せてもらったそうだ。なかでも戦争中の日記にはいっぱいに不平不満が書かれていたという。そんな彼女を知り、自分がつながった。戦争中、それも20歳前後の少女が不満を書き連ねているというのが、すごい。そのミームを持つキヨシロー、これからも期待してるぜ、ベイべィ。