M・シューマッハのこころ

スマトラ沖地震に対してF1レーサーのシューマッハが10億円の寄付。10億円!ちょっと想像つかない。いくら稼ぎがいいからといってもひとりの寄付の額としてはスゴイネ。彼はドイツの人だと思う。全世界で毎週のようにレースをしているから、地球全体が同じ感覚なのか。それとも毎回命がけのレース故、生と死というものが、リアルにあるのだろうか。カーレースはチームプレーだとつくづく思う。彼が毎回トップを取れるのは、チーム全体が充実しているからだと思う。チームを成熟させるのもレーサーの力量ではないのか。彼の心情を思う。

それに引き換え、私などはどうもね。想像を越える惨状だと思っていても、痛みがどこか他人事だ。天災ということで、どうしようもなかったという諦念の感覚があるのかもしれないが。情報がないだけ、対処が遅れ被害が拡大しているのだろうと思う。新潟は寒さがネックだったが、あちらは暑さだ。二次的被害も心配。安全な水だけでも確保してほしいと祈る。

地図の上でも地形が変ってしまうほどの力。恐るべき自然の力。(本当に自然現象だけか?)