暗中模索と五里霧中

友人がちょっと気になることを書いていたので電話をした。私:「なにかあったの?」。Y:「別に、いつも詰まっているから状況は変わらないのだけれど…」。「<五里霧中>に陥ったって書いてあったから…」。Y:「暗中模索じゃなくて、五里霧中だからね。ダイジョウブ。ちょっと前が見えなくなっただけ」。

もの作り屋の彼女は才能を十分発揮している環境にあるとは言えないが、歩む方向は揺るがない人だなと感じている。貫いている軸の見える人なので、相談相手の一人でもある。環境的には何倍も恵まれているのに、私の方がフラフラしている。

そうか、「暗中模索」じゃないということは、行く道はわかっているけれど、霧で道が見えにくくなっているという状態なのね。霧が晴れるという見通しがあるから、あたふたと動かなくてもすむということ。うーん、と言うことは、いつもあたふたとしている私は「暗中模索」ってか?励ますつもりがやぶ蛇。彼女のオススメ本エマソン精神について (エマソン名著選)』も積読本になっているし…アチャー。