ワインで旧交を温める

※日付がズレていた。GIGAノートはメモとしてマメに書いているが、コチラは日をあけて書くことが多いので混線したらしい。

早朝に届いた友人からの情報をK氏に転送したら、思わぬ情報が飛び込んできた。飲み会のお誘いである。日程は空いていた。体調もまあまあである。今週は予定が立て込んでいるので、きっちり予定時刻には帰る決意をして家を出る。
関西から出張のT氏と久しぶりの対面。カフェを運営しているK氏が用意してくれていたイタリアのヌーボーで、まずは乾杯。フルーティで初々しい、今年の味。というところだが、通ではない私はピンとこない。世の中の騒ぎからは蚊帳の外、である。二本目に飲んだ古いほうが美味しかったりする。

しかし、日本人は初物が好きだなぁ。初とか新とか名づけて特別に楽しむ。初鰹から初荷、初詣、初雪初音から初節句、初恋、初産…。新米、新酒、新じゃが、新玉ねぎ・・・とキリがない。外国ではどうなんだろう。四季があったり風土にも関係しているのか。

多世代、話題豊富な面々と村上春樹アフターダーク、『負け犬のーー』負け犬の遠吠えと『電車男電車男の関係論といった文芸論から時事問題までを語り尽くし、二軒目のスコッチバーではさらに盛り上がり(その時の濃厚な会話は全員の脳細胞からはほぼ消滅していると思われる)、硬い決意はもろくも崩れ、時計は日付を大幅に越えたのであった。