重ねて「お大事に」

長島茂雄さんが脳梗塞で倒れて以来、友人の父上が脳腫瘍で手術、他の友人の父上が入院と、病気の情報が続く。昨日の夕刊には作家の辺見庸さんが14日講演先で倒れたというニュース。ちょっとショックだ。


新聞によると、新潟で「いま私たちにできることーどこまでも戦争の論理を拒むために」という講演をされている途中、気分が悪くなり、病院に運ばれたそうだ。脳出血。意識はあるが右の手足が麻痺、回復には一ヶ月以上かかるという。回復可能という言葉にほっとする。辺見さんはまだ59歳である。まだまだ若い。著作『永遠の不服従のために』を読んだときの印象は強烈だった。確固たる意思と強い熱意に、叱咤された感じがしたものだ。「すごいなぁ」と思った。と同時に、大丈夫かなぁと心配もしたのだった。「一人で頑張りすぎないで」と。だからショックだったのだ。あまりニュースにならなかったようで、それもよかった。

長島さんなんて、過大なストレスで倒れたというのに、なお追い討ちをかけるように、無神経にもプレッシャーかけてるもんね。