もう一つ、突然に思い当たったことがあった。それはいしいしんじの『麦ふみクーツェ』のことだった。長い物語である。奇妙な人物たちが奇怪な設定のなかで物語は進む。数学やら、音楽やら盲目の世界やらのことが出入りする。そしてそのなかで、クーツェの麦…
渋谷慶一郎さんという方は、現代音楽の若きカリスマ。全く無知な私は彼と同じ場にいながら、ということを後で知った。その彼が7日、芸大美術科で講義をした。(茂木健一郎講座のゲストとして。渋谷氏は音楽科卒)現代までの音楽の流れをざくっと説明してく…
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