春に日につらつらと

想いというものは誰でもあるだろう。それを実現できるかできないか・・・気持ちの強さ云々となるだろうが、その強さとは何だろうか。


何をしたいのか、なぜしたいのか、動機の強さとも言えるだろうか。その気持ちの強さとは?比較や評価するのはむずかしい。結果的に何ができなかったのか、なぜできたのか…。達成できたとは、途中で投げ出さず、あきらめなかったということなのだけれど。


例えば、こうなりたいと思うことがあったとする。それに対して、満足してない、または不愉快な自分がある。その欠如した心情に対する満たしたい、充足したい、不快を解消したいという気持ちが、行動を起こし、結果ある成果につながった。つまりそれらの欲求がより強かったということが言える、わけで・・・。


失敗を越えて想いを実現できた人々とは、つまり欲望が強い人、無欲な悟り人というより人間くさい人々となる・・・などと考えていたら、なんだか気持ちが楽になったのが、なんとも不思議。