他者による選書

白木のオブジェのなか、朗読ゲーム「ロクロの会」

ちょっと難解な絵画論からスタート。「ものを見る」という行為は、共有しているようであるが、そもそも「見る」こと事態が、それぞれの経験や記憶に拠っている。そのようなことを踏まえた表現という行為についてで、なかなか興味深い。ずっとそのテーマが脳内に停滞していた。するとデュシャン港千尋の文章が登場し、びっくり。他にもブータンとかマイノリティのテーマなどがシンクロする。こういう意外性もたのしい。

読んだ本:
中島義道『醜い日本の私』

醜い日本の私 (新潮選書)

醜い日本の私 (新潮選書)

小出裕章『レモンの味の蟻』、中尾佐助『秘境ブータン』、港千尋『記憶―創造と想起の力』
記憶―「創造」と「想起」の力 (講談社選書メチエ)

記憶―「創造」と「想起」の力 (講談社選書メチエ)

、サティシュ・クマール『君あり、故に我あり』
君あり、故に我あり (講談社学術文庫)

君あり、故に我あり (講談社学術文庫)

高橋源一郎優雅で感傷的な日本野球』、デュシャンデュシャンは語る』
デュシャンは語る (ちくま学芸文庫)

デュシャンは語る (ちくま学芸文庫)

、九里徳泰『ブータン自転車旅』、らメッシ・B・バルセカール『人生を心から楽しむ』、矢川澄子『私のメルヘン散歩』、岸本佐知子『気になる部分』etc.