耳を傾ける

1月14日、unaにて朗読ゲーム。外は激しく雨が降っている。

読んだもの:日本の民話(北海道)『きんの玉、ぎんの玉』,『頭が突然鋭くなる瞑想法』A・スマナサーラ,『ヒア・アンド・ゼア』辻信一,『しゃべる詩、あそぶ詩、きこえる詩』はせみつこ編,『パンのかけらとちいさなあくま』内田莉莎子再話,『不安を生きる』島田裕巳不安を生きる (ちくま新書),『バイオマス白書』,『イラクパレスチナアメリカの戦略』田中宇etc.

感想には
○どんな言葉も自分で考え、主張を前に出す前に耳をすますことが必要なのかと思った。
○言葉は論理的なもので直接な使い方ばかりだとかえって伝わらないこともある。言葉を音として遊んでみたり、物語やファンタジーとして語られることで全体として何かが伝わることもあるのではないかしら…。
などといったもので、「読む」より「聴く」に関心が向くことに改めておどろく。実はそんな思いを持ちながらやってきていたからだ。
今回はファンタジーと現実に起きている問題と、両極が交互に読まれた。それを聴きながら思った。昔話は人々が悩ましい現実にも関わらず、そこから得た生きる逞しさが物語りとして残ってきたものではあるまいか。そうならば、いまのこの困難な世の中からは、時代を経てどんな昔話が生まれるのだろう…。