風が吹いていた

さて、今日はもう帰国日。朝のフライトなので、7:30にはホテルを出る。ラッシュに会うがなんとか。レンタカーを返す段になって、まごつく。ハワイはほとんど一方通行。ちょっと焦るが、これもなんとかクリアーして無事空港へ。帰りは成田へ向かう。天候は曇り、時々雨というアナウンス。
早速朝食となるが、揺れがひどい。水がこぼれるくらいなのに、スチュワーデスは平気でサービスをしている。さすがですね。食前酒からアルコールのサービスが頻繁なのだが、いつもあまり飲みたくならない。旅慣れているつれはさっさと飲んで、さっさと寝てしまう。そのパターンがベストなのだそうだ。私は眠くならないので、ゆったりと横になりながら、音楽&読書(今回読みたい本を何冊か持参したが、全く開かなかった…ここでも冊子程度)。

日付変更線を越え、予定通り着陸。成田は天候が悪いので揺れるというアナウンスだったが、たいしたことはなかった。入国を済ませ、成田エックスプレスで東京に向かう。待つ間、メールが入っていた仕事の連絡と娘に連絡をとる。地震の様子と台風接近を知る。つれは仕事が休めず、その足で赴任地へ。大変だなぁ。とのんびりしていたら、乗り継ぎの私鉄の特急が台風のため運休!ぎゃふん。
自宅で留守をしていた息子に連絡がとれず、地震の被害も心配で急いで帰ったのだが、東京のわりには揺れがひどくなかったようで、のんきな顔(だったら返信くらいしろよ)。とにかくホッとする。疲れが出ないうちにと、どしゃぶりの雨の中、夕食の買い出し。夕食後即寝。

ふと、ハワイではハンカチを一度も使わなかったことに気づく。常に風が吹き、汗をかかない。日差しは熱いと感じることはあるが、汗は出ず、したがってベタベタもしない。(ベストシーズンだったのかもしれないが)成田に着いたとたん、空気でからだをパックされたみたいに、熱気がまとわりつく。ヒートアイランドジャパーンを実感。“風”の存在は大きい。風だね。