満開の下、日を過ごす

PCから離れていた生活。というか個人的な文章は書かなかったということだが。文章を書くときは基本的に一人だと思う。その一人が確保できない(物理的ではなく精神的に)と、書く気にならない。
忘備録:
9日ー叔父の納骨式で両親とともに、神奈川のはずれの寺まで。桜が見ごろの週末。R246の渋滞を心配し、早めに家出したが、あっけなく着いてしまい、時間をつぶす。やはり当地は桜祭りでリックの乗降客がわんさか。だがあまり影響は受けず。久し振りに墓に参る。無事法要と親戚との会食も済み、帰路に向かう。夕刻になってしまったので覚悟をしていたが、これまた拍子が抜けるくらいガラすきのR246だった。実家が曹洞宗であると改めて確認したほどの不信心者ではある。

10日ーゆっくり食事を取り、特急で新宿。新宿から今日の宿である飯田橋。それが思わぬ苦戦。駅構内や乗換えの距離というものが、結構あるということ。足の悪い人にはつらいことなのだ。32歳のがん患者奥山貴宏氏も「ガンエヴォ」でよくその辛さを書いていたが、体力のない人には健常者が気がつかないところがダメージとなるのだ。結局疲れて界隈をウロつくことはできずに、高層ビルの展望を見ながら食事ということで、お茶を濁す

11日ー冷たい雨。予定していた庭園散策を諦める。あてにしていたミュージアムも休館。仕方なくホテルでゆっくりして、タクシーで千鳥が淵を回ってもらい、東京駅まで。なんと靖国神社初体験。満開の花びらが無情の雨に散る姿。桜は物語ができやすい花なのだ。東京駅のギャラリーに惹かれたが、そんな場合ではない。土産や食事をするのにも地下街は広すぎるのだ。結局デパートですべて済ませる。無事ご帰還。
見送りを済ませ、仕事先に出向く途中、ついつい本屋に入る。小川洋子世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)森達也島田裕巳諸氏の新刊を買ってしまう。unaでは明日から一ヶ月のイベントが始まるのでスタッフが展示準備をしていた。PCをいじり、お先に帰る。ふぅー。