small-World networks

いつだったかTV番組で、アフリカの人から、何人を経れば日本のある人物に手紙が届くかというようなことをやっていた。実はそれはすでにスタンリィミルガンという学者が研究し実験していたことだった。茂木脳講座の資料「small-World networks」で、そのことに触れた。

グローバルなネットワークはランダムなつながり方、ローカルなネットワークは、レギュラーなつながり。日頃きちんとローカルなネットワークを持ち、そこに加えて多少のグローバルなつながりを持つのが、ちょうどいい塩梅なのだそうだ。それがいま言われているグローカルというわけだ。ネットワークとして一番可能性を秘めている形態。至極真っ当な結果である。茂木氏は可能性あるつながりとして、ソーシャルネットワークmixiGREEを例に出した。私にはまだつかみきれていない。途上ということで…。

もうひとつは『デザインの生態学』から。有名人のデザインに関する有名な文章が集められている。「アウラベンヤミン、「コードは法である」レッシング、「我々は皆、宇宙船地球号の乗組員だ」フラー、「芸術家は、人がその作品を見て、その作者を忘れるときにのみ真に称賛される」レッシング、「レディ・メイド」デュシャン、「サティの音楽には表面がない」ラロワetc.
どれも、興味深く、どれも詳しく聞いてみたい言葉。
(と書いているところに、サティが流れたきた。なんという偶然!)