ビッグでワイドなKONISHIKI

何が片付かないって、紙類。それもすぐにアタマに入らない(記憶)ものだから、いつか記録をしようと思ってとっておく紙片が多いのだ。なんでこんなものがという中をみるとKONISHIKIのインタビュー記事。相撲もスポーツもあまり興味ないけれど、彼の言葉が気になってとっておいたのだった。

「日本でいろいろな世界を知ることができた。金のネックレスや車を持てたし、親の家と自分の家を建てた。ただそうした夢は手に入れてしまうと、こんなものかなという感じ。本当は深く興味のあることではなかったんだね」と言っている。そして「本当の夢はモノではなく、人と一緒にステップアップしていくことだと気づいた」とも言う。なかなか言えることじゃない。たいしたものだ。
彼の育った地域は貧困で9割が生活保護。貧しくても客にはご馳走を振舞い、人を助けてあげたいと考えた両親。彼等を見て育った彼が、日本に来て気づいたことだそうだ。
『今日も快晴 KONISHIKI日記』『みなみのしまからのおくりもの』などの本も出しているそうだ。