本棚を眺めるだけでも

しばらく長い文章を読んでない。3.11以来震災関係のものにどうしても手が伸びる。それから徐々に思想、哲学分野のものが読みたくなった。あとはエッセイぐらいか…。小説はほとんど読まなくなっている。心的な余裕がなく、手がまわらないという感覚があったのだろう。

寝室やPC周りには最近手に入れたそれらの書物が積まれ、まさに積読状態なのだが、S子の話から物置化している本棚に立ってみた。しばし眺めていると、いろいろな想いが甦ってくる。我ながらいい本があるなぁと一人悦に入る。それだけでも楽しい時間だ。

そのなかで、改めて読んでみようかと思う本を何冊か抜き出し、部屋に持ち込んだ。

唐突に再開してみた

地図でいえば波形が重なった形は距離省略の意であるが、ここでは時間省略の意ということで。。

〜 

その間も生活は続き、2011.3.11を経験し、そして生活は続く…

2013.6.29 今ここ。
S子と話していて「何かあったときに、持っていたい本は何か」の話になった。避難場所に待機したり、気持ちを確かに保つための…
彼女は震災以来枕元に携帯する本を置いているというのだった。
さて、どんな本がいいだろうか?
形態としては文庫本だ。物語はどうなんだろう。何度も読み返せるか…
難解なもの、ハウツーもの、気鬱になるものは、読まないだろうなぁ。
エッセイとか軽いSFものとかナンセンスなものとか…
詩もいいかもしれない、好きな絵本もいいかも

美しい文章の随筆は読むと精神もシャンとなるから、など具体的なタイトルの話題になり、
近代小説など読み返したくなるものあるよね…と話題はどんどん膨らんだ。
しばし楽しい本の話。

それに刺激されてか、今日の外出のお供はコレ。

本に読まれて (中公文庫)

本に読まれて (中公文庫)

そして生活はつづく (文春文庫)

そして生活はつづく (文春文庫)

秋深し

恐ろしく間が開いている
留守宅もあまりに長く空けていると
敷居が高くなってしまう
訪れづらく躊躇しているうちに
すっかり空き家と化してしまう

世に流行っているSNSやつぶやきのほうに
つい足を運んでしまう・・・

なぜかと問えば、やはり
「感じる」から「考える」
そして文字として「表出」する
その作業、時間をはしょっているからである

書きたいことはたくさんある
身内の不幸も含め無念な訃報が届く
お気軽には書けないことがある

で、つい新たな情報が飛び交う
にぎやかな通りに出かけてしまうのだ
という言い訳なのでした

頭痛されど頭痛

夏の疲れか、季節の移行のせいか、体調不良を訴える友人が多い。その中で最近頻繁に起こる頑固な偏頭痛の訴えをしている。

ブログにはあまり書いていないが、実は少女時代からの頭痛持ちなのである。若き日は勤務中でも市販の頭痛薬飲んで復帰していたのだが、このごろは効かない…。そのことで、今までどのくらいのエネルギーと経費と身体への負荷を強いられたことか・・・(涙)


割れるような痛さと起きていられないほどの嘔吐反応に、いろいろな病気を疑ったり、検査をしたが、脳内は異常なし。ボディーワークや代替医療などもいろいろ試した。食事の面でもいろいろ試してきた。だが、未だ決定打はない。


その間、前兆や経緯などクセもわかってきたので、だましだまし付き合っている状態なのだ。循環と新陳代謝が悪いことが諸悪の根源とみた。
・誘引としては、
アルコール
(低)気圧の急変
目の疲れ
などなど
・兆候は
肩、首の違和感
足の冷え感、痺れ感
下肢のむくみ感
(からだが止まってる!感じ)
などなど

そこで改善しないと、次第に痛みが左後頭部に収束し、吐き気がしてくる。
こうなると、薬を飲んでも効かない(だいたい飲めない、吐いてしまうf)
悶絶しながらひたすら過ぎ去るのを待つ。約一日。

そんな折、たまたま代替医療のドクターに出会った。説明されてもイメージができにくかったが、とりあえず体験することに。 DrHは一言で言えば、誰でもからだには偏りがあり、ゆがみ、ねじれが生ずる。そこを調整していくものと言われた。私の場合はそれが、首から脳内の神経までを圧迫したり、引っ張ったりして、頭痛(他の不調)をきたしているのだと言われた。試しにはじめたボディメンテナンスだったが…なんと、朝目覚めの頭痛はほぼ改善したのだった。まだからだの使い方のクセで、戻ってしまうだが。助かっている。


内分泌不全の主治医であるDrOは日頃「人類は、いのち・からだのことなどまだ足の先ほどしかわかっていない」と言われている。もっとも複雑な生命のことである。したがって、自分にとって有効なものを採用していくしかないのだと思う。

頭痛女子のトリセツ

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頭痛の話―片頭痛から遺伝子異常まで (中公新書)

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まだ科学で解けない13の謎

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暑さを凌ぎつつ秋を待つ

早朝からのボディワーク。今日も暑いがガンバル。暑いのでこのごろは大抵バスを利用するが、早朝時はバスはあてにならず、まごまごしていると、歩くのと変らなくなってしまう。なので、歩いた。電車に乗って汗ひかず・・・。

適当にからだを動かす。速やかに改善とはいかないが、なるべく欠かさず通うようにしている。実は今日は寝坊してしまって、一滴も口に入れていないので、友人とお茶をした。この暑さでどうもからだの巡りが悪いようで、下肢の感覚が鈍い。針灸師である友人が休日でも施術してくれるというので、そのまま診療室へ
。足が軽く、よみがえった感じ。

帰りに半額になっていたクール用品を買ってしまう。

熱中症を防ごう―熱中症予防対策の基本

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二学期始動

9月に入った。けど、猛烈なる暑さ。
今日から幼・小・中学校は始業。
車で通ると、校庭あたりから声が。多分、防災の日避難訓練でもあるのだろう。始業式の日は決まってその訓練があり、子どものお迎えのため、暑い中待機していたことを思い出す。9月1日は毎回ものすごい暑さだった。いまも防災頭巾なんて暑いもの被るのかなぁ。

写真集 関東大震災

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他者の目

ツレの誕生日に子どもが顔を出す。仕事帰りで何もなかったとプリン持参。
それからいつも私に何冊かの本を持ってきてくれる(本音は自分の書籍数減少のためと推測・・)。本日はまる子ちゃんのマンガと雑誌『papyrus』と借りていった文庫本。マンガはほとんど買ったことないので、まる子ちゃんのマンガははじめてみた。内容は少女時代のまる子ちゃん物語。微妙な少女心理がよく描かれていて、少し意外だった。雑誌もあまり買わない。名前は知っていたが見るのははじめて。福岡伸一東野圭吾天童荒太佐藤優宮台真司北野武安田顕など個性的な執筆陣。さすが幻冬舎

自分でする選書はどうしてもある傾向に偏る。好き嫌いというわけではないが、なんとなく読んでいない作家は多い。有名であっても未だ読んでいない作家がいる。他者のセレクトで読んでみるのも思いがけない展開がある。

ひとりずもう 上―漫画版 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

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papyrus (パピルス) 2010年 08月号 [雑誌]

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